◇『どこでも、何にでも、パラサイトする広告』
　　不況のご時世、少しでも広告は目立たせたいけど、新しい媒体を作るお金はない。
　　そこで、意外な「すき間」にすぽっと入り込む“パラサイト(寄生)広告”が大
　　流行。渋谷では、現在建設中のクリスチャン・ディオールの工事用囲いに優香や
　　hitomiなどがディオールをまとい宣伝中。また、９月完成のルイ・ヴィトンの
　　囲いにはスクリーンを設置し映像を流すなど、開店前からPR。そして貴方の手
　　の中の発泡酒の缶にまで広告が。６月18日発売のサントリーの発泡酒「Ad生」
　　(アドなま)は128円の低価格。缶に広告を入れることで実現した低価格だが、
　　第１弾のユニクロをはじめ、今後もavex、松竹などの大企業広告が入るそう。
　　また個人的な宣伝では、タクシーに設置された電光掲示板に愛の告白などを流
　　す「告白情報チャンネル」を神奈川都市交通がはじめた。1980円（９月末まで）
　　で12分に１回、サブリミナル的に自分の希望した文字（45字まで）を表示する
　　とか。ただしうっかり寝てしまうと見逃してしまう危険もアリ!?これから先、
　　１cmでも空いたところはどんどん広告で埋め尽くされる…なんてちょっと恐い。

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　　♪無料名刺を作成配布し、裏面にお得な情報広告を掲載するビジネスプラン
　　　も登場。名刺の持続性を最大に活かした広告媒体「Comedia」というもの。
　　　とうとう個人の名刺にまで、広告がパラサイトしてくるのか。