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注）文中の略語：ＰＳ（プレイステーション）、ＤＣ（ドリームキャスト） １）『ロボットはここまで来た！！』 ハイスピードで進化しているロボット達が一堂に会す博覧会「ROBODEX 2000」 が、パシフィコ横浜で開催された。中でも話題をさらったのがソニーの「SDR- 3X」とホンダの「ASIMO」。「SDR-3X」は体長約50cm、体重5kg。２本の足で 自然に動きまわる。パラパラを踊ったり、サッカーをしたりとエンタメロボッ トとしても才能を発揮！小さなボディには、音声認識や音声合成、画像認識、 色識別等の機能がぎっしり。一方、ライバル「ASIMO」も滑らかな二足歩行で 登場。前作機の「P3」に比べてさらに小型軽量化し（小学生位の大きさに）、 ゲーム機タイプのコントローラーでのリアルタイム操縦も可能となった。他に も、トレキャで紹介したトミーの「ドッグ・コム」等のペットロボも出展され、 博覧会は大盛況の内に幕を閉じた（最終日は３時間待ち！）。ようやくロボッ トも身近な存在になってきたけど、高性能すぎるのもチョット怖い！？ ２）『アイ・ラブ・テディ！』 時代や世代を越えて、いつも人気のクマキャラ。でも、今年は特にテディベア が注目の的。11／７に関東に上陸した「365日のバースデーテディ」（明治製 菓）はチョコと一緒にミニ・テディ人形が入っていて180円。全365種類（！） のテディは、おのおの名前と誕生日を持っているので、自分と同じ誕生日のテ ディを探して、携帯につけてもGOOD！更に、携帯ホルダーもクマにしたい人に は「モビィペット」(2480円)がお薦め。こちらのクマは携帯電話のコネクタに 接続すると、おしゃべりをする優れモノだ。また、新しいテディベアの登場を きっかけに、アンティークベアの人気も再燃。アンティークは高くて手が届か ないと言う人は、大阪のテディベアカフェ『リッティベア』に出かけてみては いかが？きっと、可愛いクマ達が安らぎを与えてくれるに違いありませんよ。 ３） 『ミレニアム音楽総決算！』 今年のヒットの要因はズバリ「いい曲」。数年前に見られたタイアップやカラ オケからのヒットよりも、楽曲、音質のよさを求める時代となりました。まず 『TSUNAMI』『桜坂』のバラードや昨年の『裏BTTB』の流れを汲んで、ヒーリン グCD『feel』などの癒し系音楽が好調。社会が混沌としている中で「忙しい」 「早い」ものには見切りをつけ「ゆったり」「まったり」過ごす社会の傾向に 似てきたか？また北見の「Whiteberry」、宮崎の「0930（オクサマ）」など 「地元在住アーティスト」が続々ブレイク。ホームページでファンとのコミュ ニケーションもとれ「東京」という重圧に押されることなくのびのびと曲作り に専念できファンもアーティスト本人も大満足。気になるところではドラゴン・ アッシュ以降の「ヒップホップ」ブーム。若者がメッセージを発する新しい音 楽ジャンルとして確立しつつある模様。いずれにせよ時代に流されることなく 自分自身が「いい曲」を見つけるいい時代になってきた？ ４）『２世代のチャリエン・スタイルがＷで人気』 '70年代に一世風靡したテレビドラマ『チャーリーズ・エンジェル』の劇場版 が大ヒット。社会現象にまでなったドラマ同様、劇場版もストーリー以上に そのファッションが注目を集めている。女性誌はこぞって“チャリエン”ファ ッションを特集。この春くらいからのニュートラ再ブームと重なって、ロゴＴ や、肌を大胆に露出したトップス、革使いのピタピタ・セクシーパンツなど'00 年風“チャリエン”ファッションと、ボウタイ・ブラウスやレトロプリントな ど'70年代風“チャリエン”スタイルの競演となった。さらにはオリジナルブ ランドも登場。渋谷の「レッセ・パッセ」ではロゴ入りキャミソール（6500円） やＴシャツ（3900円〜）、ニット（8900円〜）を発売。そして、このスタイル に身を包んだファンが集まるのが、神宮前の“チャリエン”オフィシャルカフェ 「Cafe Creaning」。夕方５時からの特別メニュー「チャーリーズ・エンジェル スペシャルメニュー」は、カロリーが気になる女性に嬉しいダイエットメニュー だ。また、さまざまなグッズも大ブレイク。特にフィギュア（2800円）は発 売 １週間で売り切れ。第２弾も予約で完売状態だとか。 ５）『パン・クマ→イヌ？！』 「たれぱんだ」や「こげぱん」を手がけたサンエックスに新キャラクターが登 場！その名も「アフロ犬」。名前の通り、つぶらな瞳の可愛い犬なのに何故か ヘアスタイルはアフロ。癒し系の容姿に、笑いのエッセンスが加わって、ただ いま、人気沸騰中！他にも「リーゼント犬」や「トノサマ犬」なども展開予定。 また、可愛い犬といえばSo-netの「SHEEP DOG」も要チェック！これは、同社の 「ポストペット」に続く、新しいコミュニケーション・ソフトだ。ユーザーは 牧場主として１匹のシープドッグと６匹の羊を操って、他の牧場主達とメール やチャットでコミュニケーションをとることが出来る。正式運用は2001年春で、 現在は専用サイトからテストバージョンを無料でダウンロードできる。焦げた パンや桃色熊の人気を、個性的な犬達が越えられるのか？乞うご期待！ ６）『簡単にキマル！今年の冬スポーツ』 今年は大のスキー・スノボ好きじゃなくても、ゲレンデを大いに楽しめるアイ テム登場。どれも、大人から子供まで扱えて手軽な、雪遊び感覚のものばかり。 まず雪上版キックボード「スノープル」は、足を固定しないので好きなように のれるし、「スノースクート」は普通の自転車感覚でのれるソリ、「スノース ケート」は名前の通り、斜面に限らず雪の上ならどこでも滑れるスケートボー ド。こんな目新しいアイテムで登場すれば、視線釘づけ度抜群！でもやっぱり 本格的にゲレンデを滑りたいなら、カービングスキー。この短めのスキーは、 ワールドカップでも優勝選手の多くが使用していたので期待できそう。それか らスノボーでかっこよくキメたい人におすすめなのが、ステップ・イン。これ は、ボードの突起部分に足を置いてかかとを踏み込む、または足をひねるだけ で装着完了、の便利アイテム。ちょっと前から使用してるという人も、今年の タイプは軽量＆ホールド感もしっかりしているので、要チェック。 ７）『いつでもどこでも「モー娘。」に会える！』 今や国民的アイドルになった「モーニング娘。」が様々なメディアで展開され ることになった。まずは既にサービスが始まっているのがｉモード向けサイト の『ポケットモーニング娘。』（月額300円）。彼女らのプロフィールや写真、 新曲情報、着メロサービス等が楽しめる上、誕生日やクリスマスにはメールが 届くという。また、ＰＣ向けのサイトでも有料でプライベート写真の公開が始 まっている。さらに、ＰＳ２用ソフトとしてＳＭＥから『スペースヴィーナス』 （5800円）が2001年１月11日に発売されることが発表された。360度の全方位 を撮影できる特殊カメラを利用し、今までにはないインタラクティブなミュー ジックソフトができあがった模様。こりゃ、21世紀もまだまだ「モー娘。」旋 風は吹き荒れそうな勢い。それにしても、モーかってまんなぁ、つんくはん！ ８）『コント？スポーツ？東西新プロレス団体が人気』 流血、男のスポーツという印象が強いプロレスが最近は随分様変わりしてきた。 東の「DDT（ドラマチック・ドリーム・チーム）」は渋谷は円山町のラブホテル 街 の「club ATOM」で活動中。プロレスそのものよりもマイクパフォーマンスや 悪者の配置等で笑いあり勢力争いありで小さな「リング」はいつも満員。人気レ スラーの高木三四郎はカリスマ的人気でプロレスとは無縁だった若い女性の熱 狂的ファンも。一方、さすがお笑いの町、大阪生まれの「大阪プロレス」。入 場曲は吉本新喜劇のテーマ、全員が覆面、しかも猿やくいだおれ人形をベース にしたという明らかにお笑い志向。プロレス技術は普通と同じだが流血シーン を極力避け「笑えるプロレス」を目指して日々精進している。真剣勝負とお笑 いが紙一重なのも人気の一因。今後も新団体が出そうな気配でプロレス再燃の 一翼をになうか？ ９）『“翻訳もの”はブームから定着へ』 今、小説やテレビドラマの世界で“翻訳もの”のブームが起きている。「昔か らあったはず」と言う人もいるかもしれないが、今回のブームが今までと違う のは、いわゆる“外国もの好き”の人にではなく、ごく普通の人たちに支持さ れている点。新潮社が1998年に立ち上げた海外作品「クレストブックス」シリー ズでは、今年の４月に出た『朗読者』が40万部に迫る勢いだし、他の作品も好 調。また、NHK総合で土曜日に放送中の米ドラマ『ふたりは最高！ダーマ＆グレ ッグ』は、深夜枠にもかかわらず視聴率は４％台に乗り、５％を超えることも ある。両方の担当者とも、「今まで、この手のものには見向きしなかった人た ちからの手応えがある」と口を揃える。その証拠に、今年の５月に出版された 『アマンダズ・ウエディング』は半年足らずで２万部を突破。知名度のない海 外の新人の作品としては異例だ。原因は現代日本人が横文字慣れしたことにあ るらしい。難しい日本語に置き換えなくとも、カタカナになった言葉がすっと 入ってくるのだ。と言うことは、このブームはますます広がるはずだ。 ９）『夜更かししてでも見たい！深夜アニメが今ブーム』 かつてはアダルト、もしくは低予算番組と相場が決まっていた深夜テレビだが 最近はアニメ、しかも硬派なストーリー物が人気を博している。10月に始まっ た『はじめの一歩』（日テレ）は少年誌「週刊少年マガジン」に連載11年目、 54冊の単行本総部数も5000万部と超人気作。かつての『あしたのジョー』を彷 彿させる正統派スポ根モノ。そこが深夜世代とも言えるＭ１層（20−34歳男性） のハートをがっちりつかみ、深夜ながら５％台の高視聴率を獲得している。ま た同じく10月に始まった同マガジン連載の「勝負師（ギャンブラー）伝説哲也」 （テレ朝）も深夜２時台ながら初回視聴率は3.7％を獲得。題材が麻雀ものと大 人路線を意識しているが、深夜ならではの「見たい人が見る時間帯に」じっく り作り込まれた作品は今後も出現しそう。ただ当面の問題はネット局の広がり の少なさ。見たいファンにどう対応していくかが今後の課題となりそう。 10）『セガvsナムコ お台場の陣、決戦は明日！』 先月もお伝えした、お台場の「デックス東京ビーチ」にて、アーケードゲーム 業界を代表するセガとナムコが、屋内型テーマパークでガチンコ勝負をするこ とになった模様。同時オープン（12月２日）を直前に両施設をレポート！まず、 お台場では定番のデートスポットとして貢献してきた、セガの『ジョイポリス』 は新アトラクション５機種を導入してリニューアルオープン。ボード系横乗り コースターやスカイダイビング、ジャングル巡り、激流下り、ホラーハウスと バラエティに富んだ内容。セガの最先端技術が見られそう！一方、ナムコは、 『南夢宮電子遊戯世界 東京皮蛋城』をアイランドモール内にオープン。池袋 のナンジャタウンでのノウハウを生かし、香港の街並を再現。かわいいアヒル のキャラクター達も登場するのだ。オリジナルアトラクションもあって、一見 の価値アリ。どちらに行こうか悩んだなら、いっそ両方行っちゃいましょう！ 10）『冬は自宅でスノボーを！』 12月ともなると、周りにもウィンター・スポーツに出かける人たちも増えてき てます。今年はスノボーでも始めようかなぁ？なんて思ってるあなた！いきな り、寒いゲレンデに立つ必要はありませんゾ。ひとまずゲームで体験してから 出かけてみてはいかが？まずは、ＰＳ２で発売したのが、カプコンの『スノー ボードヘブン』とE・A・スクウェアの『エクストリーム・レーシング SSX』（共 に6800円）。両作ともＰＳ２の表現力を使ったリアルさがウリで、レベルはほ ぼ実写に近い状態。また、リアルさの究極の追求として登場するのが、ＰＣ用 ゲーム「スープリーム・スノーボーディング」に対応したコントローラー『ス ピーディクロスボード』。形状は、ほぼスノボー状態で、体重移動にてコント ロールする。これからは暖房のきいた部屋で、ぬくぬくとスノボーするに限る。 |
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