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１）『今度こそ出ますよ〜に！「ドラクエ７」ようやく発売』 注）文中の略語：ＰＳ（プレイステーション）、ＤＣ（ドリームキャスト） ＧＢＣ（ゲームボーイカラー）、Ｎ６４（NINTENDO 64） 夏休みもいよいよ大詰めという最中、話題作『ドラゴンクエストVII』が発売 された（エニックス：ＰＳ専用：7800円）。当初1999年末に発売予定だったが が、「クオリティアップ」を理由に2000年３月期の冬→５月末→８月26日と発 売延期を繰り返し、ドラクエファンは本当に「今年こそ出ますよ〜に」という 気持ちだった（このゲーム業界の延期体質は、なんとかならんのか？）。みん なを待たせた分（？）ＣＭは豪華にＳＭＡＰ全員を起用して一躍話題に（第 ２弾は慎吾が家に閉じこもりドラクエをしているドラマ風だったね）。さらに 街ではドラクエ宣伝バスも登場し、発売を煽った。で、肝心の出荷本数は３日 間で200万本を突破し、エニックスも一安心。それにしても『ファイナルファ ンタジー９』に続き『ドラクエ７』発売と、今年の夏休みは終わらないゾ！！ ２）『もうすぐロボットは身近な存在に』 未だに手に入れづらいセガの『プーチ』にピンクと黒のＵＳ版が新登場！ネッ ト販売のe-sekaiでしか買えない完全予約販売なのだ。また、トミーからは 『歌うクマッチーノとその仲間たち』という芸達者なぬいぐるみが発売された （1280円）。両手をつかむと歌い出し、さらに仲間の手をつなげて輪にすると 大合唱する。一方、人間との基本的コミュニケーション機能を備えた『ロボビ ー』（ATR知能映像通信研究所）は、本格的ロボット。９月中旬に外販され、 価格は１台「高級外車１台分程度」だとか（笑）。ソフトの入れ替えや改造も できる。そして、秋葉原には日本初のロボット専門店がオープン。完成品はも ちろんのこと、部品や工具、関連書籍などもずらりと店内に並ぶ。フロアには ロボット相撲用の土俵もあり、競技会も開催される。徐々に身近になってきた ロボット達。お手製『鉄人２８号』も作れるようになる？！ ３）『夏も終わり・・・でもサルサブームはまだ続行？』 先日地下鉄の駅のホームで、40代後半から50代前半とおぼしき御婦人２人組が、 「最近サルサを習い始めたのよ〜、楽しいわよ〜」「あら、私もやって見よう かしら」なんて会話をしていた。一時期、中高年の間で社交ダンスが流行って いたが、どうも今はサルサが人気らしい。例えば、月例で行われるサルサイベ ントなどは、レッスンを受けながらその日にすぐ踊れるようになるとあって大 盛況とか。『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』のヒットが記憶に新しい映 画界でも、クラシックのピアニストがラテン音楽に魅せられる『サルサ！』 （前売り券はサルサ・体験レッスン付き！）が、シネスイッチ銀座にて好評上 映中。このラテンブームに乗って各食品メーカーもサルサ（そもそも「サルサ」 というのはスパイシーなソース一般をさすスペイン語）の販売に力を入れてい る。プランタン銀座では、この夏のラテンフェアの他にも、今後もラテンを切 り口にしたイベントを仕掛けていく模様。情熱のダンスとスパイシーな食のブ ームは、猛暑の夏が終わっても、しばし続行しそうな気配です。 ３）『「代官山アドレス」に続け！ネオTOKYOシティガイド』 旧同潤会代官山アパートの跡地に、オッシャレ〜な姿を現わした「代官山アド レス」。駅に直結した便利なロケーションに、41店鋪のショッピングゾーン＆ 庭園などのオープンスペース、そして34戸の住居スペースが連結した、超豪華 な複合施設だ。ショッピングモールでは早くも行列ができ話題を呼んでいるが、 10月には区民向けスポーツ施設もオープンされる予定。一方で、９月完成予定 の代々木「NTT DoCoMo東京ビル（仮）」を始め、晴海の「晴海アイランドトリ トンスクエア」（2001.4）、桜丘町東急電鉄旧本社跡地の「セルリアンタワー」 （2001春）、品川日本たばこ産業工業跡地の「品川シーサイドフォレスト」 （2001秋）などの来年オープン組の他に、2002、2003年オープン予定のプロジェ クトまで控えており、再開発はラッシュ状態。どうりであちこちでビル工事や 巨大クレーンの景観を目にするわけだ。新時代の情報化＆国際化への対応を 睨んだこの再開発ラッシュ、今後東京をどう変えていくか、見守りましょう。 ４）『ピカチュウの逆襲！？任天堂新ゲーム機発表！』 ソニーの「ＰＳ２」とマイクロソフトの「X-BOX」(2001年秋発売)の戦いに、 “ちょっと待った！”をかけたのが、かつての王者、任天堂。「ドルフィン」 と呼ばれていた家庭用ゲーム機『ニンテンドーゲームキューブ(ＮＧＣ)』（価 格未定：2001年７月発売）と携帯ゲーム機『ゲームボーイアドバンス(ＧＢＡ)』 （9800円：2001年３月21日発売）の２つの新ハードを発表した。ＮＧＣは立方 体の形をしていて、色は５種類（i-Mac状態か？）。ソフトはなんと８cmのシン グルＣＤサイズのディスクを採用。同時発売ソフトは５本。あれとあれかな？ また、お子さま期待のＧＢＡは横長のハードになり、画面サイズもさらにアッ プ。上部にはＬＲボタンと通信ケーブルのジャックが加わり、生まれ変わった ＧＢを感じさせる。携帯と繋いでメールの送受信やゲームデータの交換が可能 になるという。あれこれ発売されて子供達は大喜び、パパママは大わらわ？？ ４）『帰ってきたニクイあんちくしょう、シーマン2001』 1999年の夏、日本中の話題となったしゃべる人面魚「シーマン」がさらに進化 して帰ってきた。それが『シーマン〜禁断のペット〜＜2001対応版＞』（セガ： ＤＣ専用：マイク付6800円）だ。すでに購入済み方は気をつけなければいけな いのが、今回は『シーマン２』ではないこと。バージョンアップした点は「会 話が増えた」「音声認識の精度が上がった」「水槽が上から見れるようになっ た」「難易度が下がった（シーマンが手助けをするという）」等々。もう一度 シーマンに逢いたくなってきているのは、きっと私だけではないハズ（笑）。 さらに欧米では８月８日に、英語版シーマン『Seaman〜forbidden Pet〜』が 発売された。シーマンのあのシニカルなキャラクターは、海外での方が大ブレ イクする可能性があると思うのだが、はたして反応はいかに？オーマイガッ！ ４）『連打で掴め！金メダル』 いよいよ始まる2000年夏のオリンピック。ＴＶで応援するのもいいけど、いっ そのこと選手になっちゃいましょう！という訳で登場するのがオリンピックを テーマにしたゲーム。コナミからは、連打、連打の「ハイパーオリンピックシ リーズ」の最新作『がんばれ！ニッポン！オリンピック2000』が発売された。 ＰＳ２、ＰＳ、ＤＣ（３作ともオープン価格）、ＧＢＣ（4500円）、Ｎ６４ （7800円）と、ほとんどのゲーム機で発売されるので、お好みで打ちまくれ！ また、セガからはリアルな陸上競技ゲーム『バーチャアスリート２Ｋ』（ＤＣ 専用、5800円）が発売された。４人までの対戦プレーが可能なので熱くなるこ と間違いなし。ネットワークを通じてデータ登録することで、世界ランキング に参加でき、まさにオリンピック状態。果たして金メダル獲得は誰の手に？！ ５）『地元ニッコリ、都心は苦戦。映画産業に異変？』 映画産業に異変が起きている。東京地区の洋画系劇場全体の観客動員（７月第 ２週末）は、大ヒット作『MI：２』が公開されながらも、前年比で15％以上の マイナスだった。対する郊外の複合映画館・シネコンは元気がいい。今まで 都心まで足を運んでいた客が、地元にある快適なシネコンを利用し始めたから だ。日本だけではない。全米でスマッシュヒットしたホラーパロディ『最終絶 叫計画』は、観客の間で「いくつパロディ場面を発見できるか」が競われ、リ ピーターが増えたのがヒットの一因だったが、それも“街の映画館＝シネコン” が、あってこそ。こうした地元志向のシネコンびいき達によって、苦戦を強い られることになった都心の映画館は、もう必死だ。近頃はインターネットの普 及で情報や口コミの伝播も早く、「全米で大ヒット」などの“ウソ”(？)も通 用しなくなってきたし…。そこで、『サウスパーク』のように敢えて15歳未満 の入場を禁止したり、先の『最終絶叫計画』をポルノではない“大人向け”映 画として打ち出すなど、“大人限定”いう心理作戦で、出不精になった大人た ちを都心に引っ張り出そうという作戦に出た都心館。さてその成果の程は・・・？ ５）『ドリキャスソフトは借りる？or後払い？』 ＰＳに押され気味のＤＣが２つの新たな戦略で対抗する。まず１つめが、ビデ オレンタルのTSUTAYAで９月30日よりＤＣソフトのレンタルを開始すること。 体験版でない製品版がレンタルされるのは業界初の試み。レンタル料金は７泊 ８日で400円。ソフトは『バーチャファイター３tb』『スペースチャンネル５』 『SONIC ADVENTURE』等の人気タイトルを２０本程度が用意される。かりよー。 ２つめが、ソフト料金の後払いシステム『＠barai（アットバライ）』（ダジャ レか！）を今秋導入。ユーザーは店頭で1000円程度のソフトを購入、ゲームの 導入部分が楽しめる。本編を楽しむにはネットに接続し、3000〜5000円程度の 料金を支払い、暗号キーの送信によるプロテクトを解除をしてもらう必要があ る。ちょっと面倒なのが難なのだが、お試し出来るのは○。後で、はらおー。 ５）『日本産ゲームの欧州展開』 各業界で日本産の海外進出がめざましいが、現在のところ海外で通用している のは、アニメとゲームくらいだろう。その確固たる地位を築くため、日本でも 大ヒットした「あの」刺客が欧州に向けて送られることになる。まずは国内の 出荷台数が300万台を突破した『ＰＳ２』の欧州発売が、11月24日に決定した。 （英：299ポンド、独：869マルク）。ちなみに北米では10月26日に発売予定。 年末に向けて約40タイトルほどが発売される予定で、海外オリジナルのゲーム の逆輸入が期待されるところ。また、コナミは米レコード会社の「ユニバーサ ル・ミュージックグループ」と提携し、日本でも人気の業務用ダンスゲームを 欧州へ出荷することを発表した。その商品名は『ダンシング・ステージ』で、 業務用の普及度合いによりＰＳ版の投入も検討されている。Let's Dance！！ ６）『廃盤寸前にバカ売れ！？珍曲「ヨーデル食べ放題」』 そういえば、先日ガーデン・バーベキューをやった際にも、しっかり口ずさん でいた。♪タ〜ン、ミノ、カ〜ルビ（正しくはロース）も食〜べ放〜題、食〜 べ放〜題、ヨホレ〜イッヒ〜♪。関西でひっそりと売れていたこの曲が、こち ら関東でもよくかかるようになって、ずっと「なんじゃコレ！？」と気にはなっ てはいたのだが、なんでも３年前に発売されて廃盤寸前だったこの曲を、ラジ オ番組「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」（ニッポン放送）が紹介した途端に 異例のヒット。オリコンチャートでも50位以内に登場し、予想外のヒットに急 遽プロモーションビデオまで作ちゃったんだとか。唄うは桂省三郎とまんぷく ブラザーズ、作詞作曲・リピート山中、発売は東芝ＥＭＩ。とにかく超小市民 的な歌詞が笑いと共感の嵐を呼ぶ！焼き肉やる時に、ぜったいコレを歌い出す ヤツ、いるよね（あ、それって私か・笑） ６）『ゲーム機いらずのテレビゲーム』 ＰＳ、ＤＣ、Ｎ６４と、どうしてゲーム機はあれこれ種類があるんでしょう？ そんなあなたに、ゲーム機いらずのゲームが登場。まずは、ＤＶＤプレイヤー のみで遊べるアドベンチャーゲーム『スタートレック：ボーグＤＶＤ版』（徳 川システム：3800円）。ストーリー分岐型のインタラクティブ・ムービーで、 プレイヤーはリモコンをコントローラー代わりにシナリオをセレクト。ＤＶＤ の高画質なゲームが楽しめる。問題は、ゲーム機はいらなくてもＤＶＤ機がい るってコト（笑）。ＤＶＤもないという方には、テレビだけで遊べるゲームが 登場。エポック社から10月中旬に発売予定なのが『卓球やろうぜ！エキサイト ピンポン』。前作の野球ゲーム『ホームラン打とうぜ！エキサイトスタジアム』 同様、本体をテレビに接続し、テレビの前でラケットを振ってプレイ！対戦や 協力プレイも可能なので、家族でドタバタ楽しむのも、い〜んじゃない！ |
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