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注）文中の略語：ＰＳ（プレイステーション）、ＤＣ（ドリームキャスト） ＧＢＣ（ゲームボーイカラー）、Ｎ６４（NINTENDO 64） １）『日曜日は、郊外スポットで遊ぼ』 東京の郊外が今、大変貌を遂げている。まずは９月１日、多摩ニュータウンに テーマパーク型アウトレットモール「ラ・フェット多摩 南大沢」がオープン。 南仏の古い町を模し、パレットの形のベンチなど変わったオブジェがあちこち に。全75店のうち、サーフファッションブランドの「クイックシルバー」など 19店が初出店というのも特筆もの。また埼玉県浦和市、大宮市、与野市の３市 にわたる巨大エリア「さいたま新都心」には、９月３日「さいたまスーパーア リーナ」がお目見え。スポーツのスーパーゲームのほか、音楽のこけら落とし は11月18、19日の「GLAY」。４・５階には世界初の「ジョン・レノンミュージ アム」も10月９日オープン、当日はオノ・ヨーコが来日予定なのでファンには 垂涎もの！そして2001年１月１日には「箱根小涌園ユネッサン」が登場予定。 温水の滝に映像を映す「ウォータースクリーン」が設置され、温泉に浸かりな がら短編映画が観られるユニークな温泉テーマパーク。これはかなり楽しみ！ ２）『デジタル撮影による映画新時代が到来』 映画界に小口証券が登場する。家庭用ゲームソフト大手スクウェアが、2001年 夏に全米公開予定のCG映画『ファイナルファンタジー』の制作費の一部を日本 国内で証券化。一口100万円以下までに小口化し、投資家だけでなく一般のゲ ームファンにも発行する予定だ。この『ＦＦ』をはじめ、映画製作といえば、 現在、脱フィルムが進行中。トーキー、カラーにつぐ第三の変革と言われてい るのが、デジタルカメラによるビデオテープでの撮影、総称「Ｅシネマ」だ。 日本では、映画配給会社ギャガ・コミュニケーションズが、奥菜恵と雅楽師の 東儀秀樹主演のラブストーリーでＥシネマ制作に乗り出した。膨大なフィルム 編集の時間が削減され、制作費は３割〜４割減の見込みで、俳優のギャラの高 騰に悩むハリウッドでも注目を浴びている。ソニーとパナビジョンの共同開発 も始まり、それが完成次第、ジョージ・ルーカス監督が次の「スターウォーズ」 の撮影に使う予定だとか。そうなると一気に注目が高まりそうだ。 ３）『打倒ＧＢＡ！「ワンダースワン」に助っ人登場』 新ゲーム機戦争は携帯ゲームの世界にも拡がっている。先月、任天堂のＧＢＡ の発表（2001年3/21：9800円）をお伝えしたが、それを追うようにバンダイか ら『ワンダースワンカラー』発売（12/19：6800円）のニュースが飛び込んだ。 ＷＳＣはＧＢＡより３ヶ月早く、さらに3000円安く市場に投入することにより シェアの獲得を狙う。また、同時発売するソフトとして注目が、スクウェアの 人気ゲーム『ファイナルファンタジー』（4800円）だ。ＷＳＣとのセット販売 （9999円）も登場。ＦＦシリーズは今後のラインアップにも予定されており、 どうやらスクウェアはバンダイ側についた模様。ＰＳ２との連動の話もあり、 今後の台風の目になりそうだ。それにしても、かつてはファミコン（任天堂） でしか出さなかったスクウェアは、任天堂と何かあったのか？気になります。 ３）『もうゲーム機とは呼ばせません！新周辺機器登場』 これから発売の新ゲーム機も気になるが、既発売のゲーム機も周辺機器を引っ さげ新マシンに生まれ変わろうとしている。まずは、ソニーから、ＰＳ２専用 のプリンタ『popegg』が発売される（11/15発売：オープン価格）。さらに、 同じくソニーからＰＳ２対応のデジカメ『サイバーショットDSC-P1』（10/20 発売：9万9800円）も発売される。『popegg』との連動で年賀状や写真シール 作成も可能となる。さらに来年には、デジカメで撮った写真をゲームのキャラ クターに貼り付けることの出来るアクションゲームも発売される。嫌な上司の 顔を貼り付けて連打すればストレス発散にも？また、セガはＤＣに接続し、簡 単にＴＶ電話ができるデジカメ『ドリームアイ』を発売（発売中：1万4800円）。 セガの親会社ＣＳＫでは、このシステムを健康診断に利用する福利厚生サービ スを開始（医者との対面診療）。とうとうゲーム機はパソコンを超えるのか？ ４）『映画選び、これからは映画館選びから！』 新宿西口ヨドバシカメラ、不況の中ここでは10万円前後の「ホームシアターセ ット」が昨年の倍を上回るペースで売れている。きっかけはDVDの普及。複数 音声で収録されているため、このセットがあれば前後左右に動く音声によって 映画館並み(？)の臨場感が楽しめるわけだ。音響設備がいいと言えばオープン ラッシュの続くシネコン。今年中に97ヶ所、780スクリーンにまで増え、なん と全国の映画館の約３分の１を占めることになるというから驚き。中でも今年 の特徴は東京周辺への進出で、さらなる潜在需要の掘り起こしに躍起だ。ライ バルとなる既存の映画館は、女性のみの1000円サービスデーや、完全入替制な どサービス面での差別化を進めている。また、都会では新しいタイプの劇場も 登場。国際的建築家・高崎正治氏が設計したオシャレなミニシアター「シアタ ー・イメージフォーラム」が青山でオープン。設備は超１級品で、会員になれ ば新作でも1000円になる。個性豊かな映画館。あなたはどこで観る？ ５）『ポケモンセンター世界展開！』 任天堂といえば？「マリオ！」と答えるのはファミコン世代。今の子供達には そう「ポケモン！」。ゲーム、アニメ、キャラクターグッズ、映画、そして海 外展開も大当たりし、まさに世界規模の大ブーム。1998年には東京と大阪に、 グッズショップ『ポケモンセンター』をオープンし、国内外からたくさんの人 が訪れた。そんな『ポケモンセンター』が来年、ニューヨークとロンドンにも 開設され、今後も世界展開をするという。「えーっ来年まで待てない！」とい うポケモンファンには耳より情報がある。アメリカではポケモンのカードサイ ズ型学習用CD-ROMが発売された。その名も『ポケロム』。小学校低学年の算数 用のソフトだが、ゲーム感覚で勉強できるのがミソ。残念ながら日本での発売 は現在はない。海外みやげにもポケモンをおねだりするのは時間の問題か！？ ６）『斬新アイデア登場！ゲームセンター最前線』 家庭用ゲーム機に押され気味なゲーセン。ところがどっこい、ゲーセンでしか 楽しめないものが登場して話題に。まずは現在、絶賛稼働中の『金魚すくい』。 クレーンゲームの要領で、制限時間内に生きた金魚をすくう現代式。もちろん お持ち帰り可能。お次はヨーヨー釣り？と思いきや、何と回転ずしカウンター の形をした大型プライズマシンが登場する。それがセガの『スーパーグルグル ステーション』（年内登場）。ベルトコンベアに乗った景品が目の前を流れて くるのは、まさに回転ずし。筐体の真ん中には店員が入り、客層に合わせた景 品を入れたり、タイムイベントも可能。さらに奇抜なのが、オリエンタル産業 から販売されるライドキャッチャー『のってとる』。自分が乗ったライドを操 作し、移動して景品を取るという、まさに独りＵＦＯキャッチャー状態（笑）。 業務用ゲームの業界は画質アップの時代から、アイデア勝負の時代って訳ね。 ６）『大人も夢中！「科学」が密かに流行中』 上野にある国立科学博物館新館は今、大人にも大変好評のようだ。新館は去年 の４月にオープン。年齢に関係なく楽しめるようにと、展示は見学者が実際に 触れたり、体験出来るように工夫されている。そんな館内では子供に負けずに はしゃいでいる大人がたくさんいるようだ。又、今年の夏17日間東京有明で開 かれていた「夢テク」でも、二足歩行するロボット（本田技研工業）の実演に は予想以上の大人が詰めかけたという。そんな大人の科学好きを察してか、学 研から『大人の科学』シリーズという教材（？）が発売された。スチロールの コップで蓄音機が作れる「エジソン式コップ蓄音機」（3500円）や、試験管や 試験薬等の入った「地球環境分析キット」(3000円)など４種類の実験キットは 品切れ続出だとか。子供の頃を思い出しながら、真剣に組み立てたり、実験し たりするのって素敵！勉学っていうよりは、リラクゼーションに良さそう。 ６）『これで撃退！対ストーカーグッズ』 最近物騒な事件が多くて、夜道の一人歩きはこわ〜い！ストーカーの恐怖に脅 えてる女性達にオススメが防犯ブザー「アミーガ」（6800円）。これは従来の 警報音とは違って女性の肉声で「やめなさい！」と連呼する優れモノ。更に、 スイッチ部分は引き抜いた後、そのままホイッスルとなるので二重に安心だ。 もっとラブリーなのがお好みの人には「アラームキッズ」(1500円）を。バッ クスバニー似の可愛いウサギのキーホルダーかと思いきや、これもしっかり防 犯ブザーなのだ。ワニのタイプや色違いもある。これらの防犯グッズはネット でも購入できるが、６月オープンのストーカーグッズ専門店「ＰＳＳ」（原宿 竹下通り）が話題なので、こちらを覗いてみては？主成分がトウガラシの「催 涙スプレー」など、店内にところ狭しと防犯グッズが置いてあるとか。 私も試しに一つ買っておこうかな。誰！？買っても意味ないって言ったのは！ ７）『ブロックの新時代？』 近頃、お洒落な男の子達の間で「レゴ」が静かなブームを呼んでいる。ご存じ 「レゴ」は子供用のブロック玩具メーカー。その「レゴ」のマークをあしらっ た商品が急速に増えている。Ｔシャツやマフラー、マウスパッドやリストバン ドなど多種多様だ。また、以前より販売されていた、自分で組み立てる腕時計 「レゴウォッチ」は『レゴタイム』と名称が変更し、こちらも人気を博してい る。さて、ブロックと言えば巷で話題なのが、カナダ発の食べられるブロック 「キャンディブロック」だ（ペンギンキット500円、飛行機300円など）。これ はフルーツ味のラムネ菓子で出来ている、一風変わったブロックなのだ。遊ん だ後は、そのままお口にポイ！これならママもＯＫさ！（古っ）それにしても これはどの売場で売ってるの・・・。おもちゃ売場？それともお菓子売場？？ ７）『ささくれだった心に潤いを』 現代人は何かとストレスが溜まりがち。そんな人にお奨めの品を３つご紹介。 まずはタカラのホームロボット『Mu-Mn（ムーン）』(3500円)。何でも相談に のってくれて、巧みに相づちが打てるという、なんとも聞き上手なロボットな のだ。また、マッサージにも使えるので心身共に癒やしてもらおう。２つめが、 ファービーを製造した米の会社が開発した人形『インタラクティブヨーダ』だ （販売元：トミー、5980円）。ヨーダは映画「スターウォーズ」に登場する伝 説の賢者で、神秘的でいて愛嬌もあるキャラ。そのヨーダがファービー同様、 体を動かしたり、しゃべったりするので何とも楽しげだ。日本上陸は9月14日。 ３つめは、疲労度ＭＡＸな人に『懺悔の卵』と『天使の卵』(各1500円)をご提 案。使い方は、卵に向かって懺悔や願い事をして、卵を割る。すると中の神獣 が天に帰り、想いが通じるとのこと。静かに祈ってストレス発散！何れにせよ ストレスを感じるようになったら、いつもと違った事や物に挑戦するのがグー。 ８）『ＰＣにはトレカレ、2001年版ニュータイプカレンダー』 今年もあと３ヶ月、21世紀へ向けてカレンダーも目新しいタイプのものが続出。 まずは注目株のCD-ROM版アイドルカレンダー「トレカレ」（12月２日発売予定、 1500円）。形状が四角く、トレーディングカードのように飾ることができるの が特徴。写真も毎週違ったｓｈｏｔを楽しめるほど豊富。書き込んだスケジュー ルは日付けをクリックすると表示されるスグレモノ。また毎日の運勢鑑定もで き、ラッキーデーにはお宝写真が！さらに当たりのトレカレには動画が付くな ど、楽しみ方は尽きない。この他にも、PC向けではないけど「プチプチ2001」 というニュータイプも。プチプチとは、誰でも一度はつぶしたことのある、あ の包装パッケージだ。来年はストレスを翌月に持ち越さずに済みそう。それか ら貯金苦手を克服できる（？）「６万円がたまるカレンダー」。カレンダー通 りに１日１円ずつ増やしていけば、６万6795円は確実。あなたは新世紀、どん なカレンダーで過ごしたい？ |
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