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１）『２０００年メイク＆コスメ』 「光」メイクは2000年も続行！ただし、ギラギラしすぎず、より微妙な質感調 整をするのが新たなポイント。目元や肌にジュエリーみたいな輝きを添えてく れるラメ＆パールコスメは必須アイテム。また、マスカラやグリッター、アイ ラインなどアイメイクラインも豊富に出揃った。やはりキラキラコスメは2000 年も王道を行く、というわけで、各ブランドともミレニアムのコスメはまぶし いくらいラメやパールがいっぱい。目元や頬、口元にツヤ感を出すものが続々 出る中で、ウォータータイプやクリームタイプのチークが注目アイテム。のせ た瞬間にサラっとした質感に変るためにボカシ効果もバッチシだ。目元、口元 ともに、グロス×パウダーの重ね付けテクで、輝き感を倍増して。また濃くて 長いまつげの演出のため、マスカラ下地もヒットしそう。カラーはグリーン＆ ブルー系がきそうな予感。 ２）『春夏トレンド』 70〜80年代回帰のネオコンサバ、ネオクラシックの流れが随所に見られた今シ ーズン。花柄＆水玉、フリル＆ラッフルをあしらった「ロマンティック」の流 れと、大きく胸のあいたラインやマイクロミニで表現される「セクシー＆グラ マラス」の流れが混在しているのが特徴。最強のピンクを始め、ターコイズ、 グリーンがキーカラー。白とゴールドも要チェック。柄は、フラワー、水玉、 幾何学模様にヘビ柄と華やかに。素材は、透け素材のシフォン、デニムに シーズンレスレザー＆スウェードが主流になる。ディテールとしては輝きの あるシャイニー加工や、胸の大きくあいたプランジネック、ラッフル＆フリル などの装飾系が続々登場。 ３）『２０００年ヘアスタイル＆ヘアアクセ』 ヘアスタイルの流れも、従来の、軽く、薄くといったシャギー信仰は終わりを 告げ、シルエットやラインを美しく見せる重みのあるスタイルが再注目されて いる。ボブベースが中心になるが、コレクションでは先シーズンに続いてロン グヘアも多く見られた。ただ、トップモデルであるマギーをはじめ、エリン、 トリッシュもばっさり髪を切ったことから、次は断然ショートとの声も。 99年はヘアアクセ人気の完全復活の年だったが、2000年のネクストブレイク・ ヘア小物の筆頭は、ビーズやネットのカチューシャ。シルバーのネットカチュ ーシャは、パブーシュカのサマーバジョンといった感じか。そしてポスト・ヘ アピアスのポジションにあるのがアフリカンアクセサリーのイメージでつける 「ヘアリング」。開閉可能なカフス状になっており、髪にはめ込む。ヘアピア スより髪になじみやすい感じで、カジュアルな装いにも合う点がナイス。 ４）『２０００年ホットアイテム』 春夏トレンドを代表する４大復活アイテムをご紹介。 ・「ニーレングススカート」→ マイクロミニに対抗し、今シーズンは膝を中 心に上下20センチくらいのニーレングス（ひざ丈）スカートが注目の的。80 年代初頭のコンサバ風ファッションの流れから、上品でクラシックなひざ丈 がトレンドに。またスカートからのぞく足は何と言っても「ナマ」が基本。 まずはひざのお手入れから始めないとね。 ・「トレンチコート」→ 70年代ブームで、トレンチコートが復活。 ボタンレスのドレッシーなものから正統派まで、いろいろ出揃った。 ・「シャツブラウス」→ プラダとミュウミュウが火付け役となり「シャツ」 が復活。どことなくレトロ、そしてあくまでシンプルなのが特徴。 ・「マイクロパンツ＆ホットパンツ」→ グリーンやオレンジのレザーのリゾ ート風から、都会的なクールなタイプやセクシーでハードなものまで、様々。 ５）『ジュエリートレンド』 幸せジュエリー、装飾主義、ゴールド、こぶりピアス、ヒーリングアクセ、ク リスタルアクセetc…と、今季、ジュエリーのキーワードは様々だが、やはり 押さえておくべきは、ミニマリズムから装飾主義への移行。そして時代が求め るのはぬくもりのジュエリー、ということで、ゴールドの復活が最大ポイント。 さらに繊細なクラフトワーク、具象的モチーフ、ヒーリングアクセサリーなど が、重要な要素に。大き目のものをワンポイントにしてコーディネイトするの が基本という一方で、洋服がますますカラフルになるからアクセサリーはシン プルがお約束、ぶらさがるタイプや大きすぎるのはアウト！との意見もあり。 要は服とのバランスを考えて、つけなさいってこと。 ６）『フットアイテムもシャイニー』 春夏のトレンドのひとつにシャイニー（光る）素材があるが、その流れが足元 にも。春夏の必須アイテム・サンダル＆ミュールにも、シルバーやゴールド等 のメタリック素材、レザーにパール加工を施した物、サテン地に刺繍を刺した ハンドメイドテイスト物などが続々登場。カラーも服同様、ポップでカラフル なものが中心。一方、東京コレクションでは、ヒールのない、リラックス感漂 うスリッパのような靴も浮上。見た目のかわいいレザータイプや、足にフィッ トするミュールタイプなど、東京ブランドはストリート系で冴えを見せた。 ７）『ウォッチトレンド』 男女問わず特集頻度が高かった時計。今回はそんな中から男性向けトレンドを ピックアップしてご紹介。クラスウォッチ、本物志向キャラクターウォッチ、 ミレニアム限定ウォッチなど、様々な時計カタログが誌面を飾ったが、まずは 最近の基本的なトレンドを押さえおきたい。大きさはラージサイズ。ディテー ルとしては10の位と１の位を独立させた大型日付、カーボンファイバーの文字 盤も要チェク。最近はラバーベルトが人気らしい。もうすぐバレンタインデー も来ることだし、彼に贈るギフト選びの参考にしてくださいな。 ８）『まだまだ進化する「キックボード」』 入荷その日に即完売、現在は入荷待ちの予約販売のみと、大ブレイクのキックボ ード。スクートボード、スティックボードなど呼び方も様々だが、代表的なのは K2ジャパンの３輪式キックボード（3万8000円）。すでに10万台を完売し、春には 新しいタイプを発売予定。その他、レザーの２輪式（1万5800円）や、ボード表面 をゼブラ柄などアニマル模様で覆ったものなど、様々なタイプも出て、男女問わず ヒット中。昭和30年前半に流行った「スケーター」や、70年代に一世風靡した「ロ ーラースルーゴーゴー」などを懐かしがって買い求める中高年も。当時と大きく 違うのは、遊び以外のいろんな用途に活用されている点。折りたためるので電車 持ち込みもＯＫだし、買い物や駅から家までの通勤・通学の足としても重宝され ている。大規模工場内の移動手段として普及する可能性もあり、ファッション性 と利便性がミックスした「新移動ツール」として、まだまだ進化し続けそうだ。 ９）『バッグ界に「ひと工夫」あり』 アクセサリー的要素を強め、ビーズやスパンコールのリッチなハンドクラフト 風装飾を施したタイプに新型セミショルダー、レトロなボックス型やマディソ ン・バッグ風の大きなバッグも登場…こんなブランド４天王バッグの紹介ばか りが目立つ中で、特に目をひいたのが、遊び心と機能性を兼ね備えた「ひと工 夫あり」のバッグ。例えば財布、手帳、メイク道具など常に必要とするものを インバッグに入れておき、あとは好みのアウトバッグにセットするだけという 着せ替えバッグの『ピジョンホール』。その他にも、サマンサ・タバサのリバ ーシブルバッグや、通販のムトウの４WAYバッグ、そして老舗ロンシャンがこの ３月に発売予定の『クレアシオン』は自分でバッグの柄を描けるフェルトペン や刺繍セットつき。現在の手作りブームに乗って、ひと工夫ものは話題を呼び そう。 10）『２０００年春夏（東京）コレクション』 欧米の春夏コレクションレポートに、今月は新たに東京コレクションが加わっ た。世界のトレンドに流されず、独自にストリート系を行く東京ブランド。ス ポーツアイテムやワークウエアを巧みに取り込み、それをスタイリッシュに進 化させたユニセックスなスタイルが、機能的でクリーンな大人のストリートフ ァッションとして大注目。また、東京コレクションで改めて浮上したカラーが パープル。流行のピンクとのコーディネイトや、スポーティなアイテムに上手 に取り入れたい。 11）『安い服とカリスマ小物』 冬物バーゲンの時期にぶつけて、安くてかわいい「安かわ」系の服の特集が目 立ったが、そんな中でも、ただ安もので全身を固めるのではなくブランド系カ リスマ小物とのコーディネートで、チープ服をグレードアップさせる提案が目 をひいた。例えば、ViViでは、ニット（￥5900）＋チェックのミニ（￥4900） ＋トレンチコート（￥26,000）の安アイテムに、ヴィトンのベルニ（￥173,000） と同色パンプス（￥50,000）＋モノグラムショール＋オメガの時計（￥58,000） のコーディネートを提案（笑）。すごい価格バランスだが、意外と、渋谷あた りのコギャルファッションってこんな「内情」だったりしそう。 12）『裏ヒットカラー「黒」』 カラフルカラー氾濫の流れの中で裏ヒットといわれているカラーが「黒」。 とりあえず、似合わない人はそうそういない便利色だけに、ブラックアイテム は持っていて損はない。多少個性的な服でも、黒ならシックに着こなせるとい う利点もある。トレンドのピンクやデニムとの相性も○。春先まで充分活用で きる素材の黒を、上手にファッションに取り入れて、少し大人の装いを楽しん でみては。 13）『デニムイヤー』 ミレニアムデニム、ドラマティックデニム、デニムイヤー…さまざまなキャッ チで各誌デニムを特集。春夏の注目素材として特に今年はデニムのあたり年な のだとか。スイートなモチーフ、新感覚のブリーチ、リメイクを意識したデザ インなど、デニムの持つカジュアルなイメージを活かしたフレッシュなものか ら、カジュアルイメージから一変してセクシーでアダルトチックなものまで デニムづくし。パッチワークやビーズ刺繍、フリンジ、プリントなど装飾的な 要素が加わり、ジャケットやドレス、パンツに様々な表情で登場しているのが 特徴。 14）『リメイクアイテム』 リメイクといえば、まずジーンズが思い浮かぶかもしれないが、スカートの裾 などにカラフルな布やリボン、フリルをあしらったり、スカーフの生地を一部 とり込んだりするリメイクスカートも、今話題のアイテムだ。さらに今シー ンのホットアイテム「シャツ」のディテールにも同様のリメイクが施されてい るものが目立つ。小物にしても、ハンドメイド・セルフメイド感覚のバッグや、 刺繍を施したミュールなどが主流で、トップスから爪先まで、「リメイクアイ テム」が花盛り。その流れを受けて、リメイクショップ、リフォームショップ がけっこう繁盛するかもね。 15）『セレブファッション』 「セレブ（スター）ご愛用」というのが、このところ定番キャッチになってい る各誌。取り上げ頻度をみると、キャメロン・ディアス、グウィネス・パルト ロウ、ジュリア・ロバーツあたりが「お手本」にしたい「セレブ御三家」の様 だ。一昔前は「セレブご愛用」といえば、テニスブレス＆ネックレスだったけ ど、最近は服から小物まで様々な「お手本」例が取り上げられている。中でも 一番真似しやすいのがアクセサリーということで、紹介例も多数。グウィネス、 キャメロン愛用しているタリーナ・タランティーノのキラキラヘアアクセを筆 頭に、ジュリアが個人的に購入し映画の中でも身に付けるほどのお気に入りな Me＆Roのお祈りアクセ、メグ・ライアンやグウィネスがさりげなく身につけて いる小ぶりの一粒ダイアピアス、また『マトリックス』でもお馴染みのエルエ ー・アイワークスのサングラスやメガネなどなど。もはや、うのやアンナがお 手本じゃカッコ悪いってことか？ 16）『春までニット、春からニット』 ファッションランキングではずっと上位をキープしてきた「ニット」ねたも、 さすがに今月は落ち着いてきた感じ。それでも、ニットは春も引き続いて大活 躍の予感。カラフル全盛の春夏トレンドにのって、ニットもピンクを筆頭とす るビビッドカラーが主流に。特に注目なのは、きれいなパステルカラーやマル チカラーのボーダーニット。ノースリーブからキャミソールまで大活躍してく れそうだ。またビーズやミラー、刺繍つきディテール加工や、ラメ入りのキラ キラニットも流行ポイント。これからはシーズンレスで着まわせるニットが狙 い目。 17）『ミレニアムの香り』 ミレニアムにふさわしい、限定ものの新作フレグランスが続々登場。さわやか で甘い香りがお好きな人には、穏やかでやさしい香りのケンゾー「タイムフォ ーピース」（限定発売￥7700）、エレガンスな花の香りのポーラ「サイクラメ ン」（2月限定販売￥20,000）、桜の花の純粋さにイメージを得たゲラン「チェ リーブロッサム」（3月限定販売￥7000）などがおすすめ。 セクシーでセンセーショナルにきめたい人には、カルバン・クライン初の香水 の復刻版「カルバン」（限定発売￥7500）、成熟した香りのゲラン「ゲットア ポン」（限定発売￥30,000）、ドレスアップしたときにつけたい「エスカーダ コレクション」（限定発売￥20,000）などいかが。新しい香りの自分らしいつ け方を見つけて、今年こそは香水の似合う大人の女性を目指してみては…。 18）『ロゴブーム復活』 ヴィトン、ディオール、シャネル、フェンディ、セリーヌなど、ロゴやブラン ド名を並べた服や小物が大復活。90年代はシンプルで装飾のないデザインが主 流だったため、しばらく下火になっていたが、春夏コレクションで多くのデザ イナーズブランドがロゴマークを取り入れ再び人気復活となった。地味すぎず 目立ちすぎずにロゴを扱うのがポイントのようだ。せいぜいバッグなどの小物 類にしか使用されてこなかったロゴ＝モノグラムを、シャツやスカートにも 大胆に取り入れたのが大きな特徴。コーディネートの際は無地のトップスにモ ノグラムスカートというように、ロゴアイテムをアクセントとして取り入れる のが無難。ここでも80年代復活です。 |
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