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１）『'70〜'80ニュートラアイテム、大フィーバー』 その世代には懐かしい、若い世代には新鮮なニュートラファッション。毎月手 を変え品を変え各誌で特集。で、意外と知られていないのがその語源。実は 「ニュートラ」って、雑誌アンアンが75年の９月の号でネーミングしたのが最 初ってご存知でした？ほんと女性誌って短縮語作るの得意ですよねえ。「重軽 ヘア」「安カワ」（安くてカワイイ）「ニューロマ」（ニューロマンティック）。 呆れちゃうのは「ＣＤ」。これ「コーデ」のこと。え？コーデって？これも最 近よく使われる「コーディネイト」の略語です。本題に戻しましょう。 さて今月目立ったニュートラアイテムは・・・。 【ロゴ】：セリーヌ、ディオールなど、70〜80年代ロゴ熱がネオクラシックな 感覚で再燃。ステイタスの証としてのこれみよがしはヤボ、遊び感 覚でオトナの余裕でかっこよく、とのこと。 【Ｔシャツ】：ロゴものを筆頭に、ラグランスリーブのアメリカンＴ、ベース ボール風、スーベニール風、フラワープリント、ショート丈、 アートＴ、ピタＴ、ギャザートリミングフェニミンＴ等。 【トレンチ】：フェミニンテイストで、カラーはピンク、ぴったりフィットの 細身ラインが今っぽい。 【シフォンブラウス】：決め手はネックラインのアレンジ。ホルターネック、 スカーフボウタイ付き、胸元にリボン付きで、シンプ ルな白が最重要アイテム。 【スカーフスカート】：ピンク、オリエンタル、ジオメトリック、フラワー、 プッチ風が要チェック。ひざ丈が掟。 【その他】：お馴染みプリント服（フラワー、チェック、マルチカラー、ドッ ト）に、ホットパンツ、レザー服、きらきら光るスパンコール、 ラインストーン、ゴールドのチェーンなどディスコテイストも キースタイル。 ２）『注目！ニュートラ小物』 毎号繰り返し女性誌で取り上げられている「ニュートラ」。その流れも今月号 あたりから、微妙に変化。洋服そのものだけじゃなく、「ニュートラファッシ ョンにぴったりの小物」の特集が目立ってきた。ニュートラの基本スタイルは シャツ＋スカート。ただし2000年版新生ニュートラは、スポーティでエレガン ト、それでいてヒップハングの胴長スタイルと「はずし」が必要。さらに小物 使いで、服本来のイメージよりイージーに。そこで合わせ小物としては、上か らスカーフ、ラリエット、ベルト、バッグ、サンダルが必須アイテムに。 【スカーフ】：流行のプリント柄や華やかな色合いをアクセントとして取り入れ られるプチ・スカーフ。デニムジャケットにも必須アイテム（本 当にデニムジャケット＋スカーフの女性の姿が目立ちますよね） プッチ柄の鮮やかなスカーフは生産が追いつかない程の人気とか。 【ラリエット】：Ｙ字型につけるネックレスのラリエットは、旬の胸アケシャツ のヌーディなネックラインを飾るアイテムとして最適。 【ベルト】：80年代テイストの決めてはベルト。ルーズにウエストに巻いたり、 ボディフィットさせたりして、ヒップハングな腰まわりをマーク。 【バッグ】：来てるのは、スポーティなボストンにネオアイビーなスポーツバッ グ、ブランドロゴバッグ。またエレガントなミニショルダー、リゾ ートテイストのカゴバッグ。 【サンダル】：ビーズサンダル、バッグストラップサンダル他、詳しくは３位 の『必須！人気のフットアイテム』をご覧あれ！ 【その他】：他には、インパクトサングラスやビーズものアクセサリーなども、 アクセントに。 ３）『必須！人気のフットアイテム』 春夏はサンダル、ミュール、モックシューズと、フットアイテムが熱い展開を 繰り広げ中。注目アイテムをあげてみると、トウ・ループ・サンダル（ヌーデ ィ系サンダルの中でも親指にストラップをひっかけるユニークなタイプ）、 カラフル＆ゴージャスミュール。ミュールは生脚で履くのが基本。でもどうし ても抵抗がある場合は、オープントウに欠かせない、つま先スルータイプのス トッキングで。さらに足の裏に滑り止め付きのものだとミュールがすべらなく てグッド。同じミュールでもギャル系には個性的なクリアソール、ゴツめの ウッドソール、くりぬきソールなどが人気。サンダルの一方で、奇抜な形の モックシューズも、流行のカラータイツにぴったりと注目されている。そう、 今カラータイツは、若い子だけでなくオトナ女性の間でも大人気。明るい色が 主流で流行デニムスカートとの相性もいい。 ４）『一番人気のカリスマデニムは？』 リーバイスのレディース・エンジニアドも登場し、スポーツテイストも注目株 ではあるけれど、やはりなんと言っても王道は足長ジーンズ。ここで女性誌が 今こぞって絶賛しているジーンズをご紹介いたしましょう。ひとつは前号のト レキャでも紹介したカティヨン・アデリのストレート。もう一つがジューシー ジーンズのブリーチのブーツカット。ジーンズ発売日には、なんと100人の行 列ができたというスーパー失神級ジーンズだ（命名ＪＪ）。とにかく足長効果 が抜群なのだ。ViViの欲しい物アンケートでも、ジューシージーンズは、ポ ール＆ジョーのスカーフスカート、プラダのスポーツバッグと並びＴＯＰ３に ランキングされるほどの人気ぶり。このデニムブームを受けてデニム専用のリ ンス・コンディショナーも売れてるようだ。 ５）『ピンクの次にブレイクする最新カラーは？』 ピンク、ピンク、ピンク！ファッション界だけでなく、出版界やインテリアま で巷はピンクが大氾濫。そのピンクのようなカラフルなトレンドカラーのどん な色とも好相性のベストカラーとしてベージュが急浮上。ベージュは秋冬で もメインカラーとして活躍しそう。そんなベージュと最高の取り合わせなのが ゴールド。中でも少しトーンを押さえたハニーゴールドやブロンズゴールド、 シャンパンゴールドがブームの主流。ゴールドラッシュはアクセサリーやメイ クにも。アナスイのゴールドマニキュア（限定品1500円）やボディを輝かせる ジェル・ボディーグリッター（2800円）も登場。一方、25ansではカーキが、 ピンクやブルーの次にブレイクする最新カラーとして注目。秋冬に来そうなオ リーブグリーンとあわせて、チェックしておきたいカラーかも。 ６）『美白ミレニアム』 今月は記事広告も含めたら本当に多くの女性誌で美白特集が組まれていた。 「2000年の美白コスメは気迫が違う」「美白新兵器」「美白革新」…。これら のキャッチからも今年の美白の意気込みが伝わってくるというもの。じっくり 時間をかけて辛抱強くケアするといった従来の、待ちの美白とはまったく違う、 ギョ！とするほど画期的な商品も登場している。例えば、肌をこんがり色づけ るサンターンの逆発想で、つけると角質層をほんのり白く染める感覚で、すぐ に白い肌になれるという即効性のある美白コスメ。使用を止めれば、数日間で 元の肌に戻るという。根本的な美白とはいいがたいけれど、ガングロギャルが 少しでも早く白くなりたい場合にかなり威力を発揮しそう。 ７）『いよいよ、ワンピース旋風』 「おでかけワンピ」「初夏ワンピ」などなど、女性誌では今月号から一気にワ ンピース特集が噴出。人気ワンピースには当然ながら旬なトレンド要素が満載。 注目柄は、フラワー、ドット、チェック、レトロ風プリント。注目カラーはピ ンク、ブルー、グリーン、素材では透けものやサマーレザーにデニム。デザイ ンはニュートラ風シャツワンピース、80年代風ホルターネック、定番タンク ドレスなどが要チェック！これから一枚買い足すなら、これらの今年風の要素 を是非取り入れて！ ８）『で、本命はどっち？ヘアトレンド』 今月も多くの女性誌がトレンドヘアを提案しているが、その流れは大きく２つ に分かれている感じ。「春の美人ヘアはボブ」「たまごボブ」「ちょい重ヘア」 といったボブ推進派と、つけ毛を活用した「ストレートロングヘア」柔らかな 巻きを加えた「グラマラスヘア」のロング賞賛派。どちらも共通しているのが ほどよい重み。軍配はややボブにある感じだが、いずれにしてもヘアメイクに 欠かせないのがヘアアクセサリー。ここでセレブが伝授するヘアアクセサりー の旬なつけ方をご紹介。 ・売れ筋のフラワーピン（タリナ・タランティーノ）をセンターパーツにし た髪の目尻の延長に「２つどめ」。 ・カチューシャは小さなストーンやビーズつきを選ぶべし。 ・プチアクセ（小花、ヘアピアス）をちりばめるとロマンチックに。 ・大振りのデザインピンは小顔効果もアリ。できるだけ華やかなものが○。 ９）『最大注目のリゾートアイテムは？』 ＧＷ、夏準備というタイミングもあり、リゾートファッションに関する記事が 一気に登場。今シーズンの旬のリゾートアイテムは、カラフルカラーのサマー セーター（ミニマムニット＝丈の短いニット）やエアリー素材のトップスと ショートパンツ、カプリパンツのコンビネーション。さりげなく羽織れるデ ニムジャケットも必需品。そして流行のストロー素材も欠かせないアイテム。 カゴバッグやストローハットが注目アイテム。足元はビーズサンダルや トングサンダルが○。テイストとしてはマイアミリゾート系かエスニック系 で決めるとグッド。 10）『今一番気になる、ブランド＆ショップは？』 ギャル系に人気のショップといえばやはり渋谷109系ショップ。大人系の火付け 役として一番人気のお馴染み「エゴイスト」、女らしくセクシーなワンピース やセットアップが豊富な「セシルマクビー」、スパンコールや刺繍もの、リメ イクデニムなどカジュアルなアイテムが揃う「ラブボート」あたりが代表格だ。 一方、山の手のお嬢ファッションなら代官山「WR」と「Cher」が２大カリスマ ショップ。ロゴＴのクオリティも高い。そして、今一番気になるブランド（JJ アンケート）は、１位レベッカテイラー、２位Ｄ＆Ｇ、３位ジルスチュアート。 ロマンチック＆セクシーな今年のトレンドは、すべておまかせって感じ。 11）『安い服がモードな時代』 ロゴブームからブランドものが再注目される一方で、「安い服」も大人気だ。 安い服が流行っているのには理由がある。近年特に流行のサイクルが早くなっ ているため、来シーズンは着られなくなるような服にお金を払うなんてバカラ シイと、サイフの紐をしめている女性が多いからだ。そこで、前号のトレキャ でもレポートしたように、各女性誌で連載されている「あのブランドに見える 服を安く買う、そっくりさん探し」のコーナーが好評だ。例えば、マルニの水 玉スカートのそっくり、プラダのスポーツバッグにそっくり、バルマンのロゴ Ｔシャツとそっくりなのが、たった１万以下といった具合。でも、いかにも安 っぽいのは×。高そうに見える「プチプライス」服を探すのが技の見せ所。 12）『まつげフィーバー』 女性誌メーク特集はどこでも「まつげ命！」状態。「まつげもの」については まつげパーマ、アイライン刺青、パワーマスカラ、強力つけまつげ等、トレキャ でも、去年の４月号以来たびたびレポートしてきたが、ここにきて最終兵器と して脚光を浴びているのが、温熱まつげカール器『まつげくるん』（2900円、 松下）。発売以来58万個を売り上げ大ヒットしている。この数字は「女のコ」 人口のほぼ全員が持っている計算になるそうだ。さらに、使いやすいビューラー タイプの新商品（4100円）も火がつくことは間違いない。また渋谷109のエゴ イストでは、オリジナルつけまつげ（600円）が一月600個も売れ大ヒット。 １回のクレンジングでまつげは３本くらい抜けると言われ、そんな抜けまつ毛 対策に、まつげ用育毛クリームを活用しているギャルも多いらしいよ。 13）『2000−01秋冬コレクション超速報』 春真っ只中、まだ夏だって来てないってのに、モード系雑誌では早くも秋冬 のコレクションをレポート。ＮＹ秋冬コレクションでは、米国の好景気を反映 した、リッチでラグジュアリーなスタイルが提案され、ファー、クロコダイル （パイソン・蛇の次はワニですか）を中心とするレザーなどの高級素材や、 スパンコールやゴールドなどのきらびやかな装飾が目立った。春夏に引き続き、 きらびやかでゴージャスなテイストが来そうだ。シルエットはクラシックなセ クシーさを強調。カラーはベージュや黒の復活などシックな色が目立つ中、オ リーブグリーンが注目色。ミラノでのプラダのコレクションでは、「フォーマ ルの魅力」「伝統と古典の楽しみ」と春夏のニュートラからさらに上品さがUP。 英国調のチェックやツイードが登場し、スーツやテーラードが復活、フォーマ ルなドレスアップ感も強化。春夏同様、幾何学柄のブラウスも健在だが目新し いところではベストに注目か。 14）『裏原宿発、「ヤマカジ」ブランドって？』 ファッション界ではニュートラ旋風が吹き荒れてるが、スポーツテイストも未 だ健在。裏原宿系のストリートファッションとして人気急上昇なのが、岩壁や 人工壁をよじ登るクライミング系のブランドだ。クライミング自体がストリー トスポーツの祭典「X-Games」の公式競技となり注目されており、そのウエア のルーズフィット感、たくさんのポケット、丈調整などの機能性が、岩とは縁 のない原宿・渋谷でも“ヤマカジ”ルックとしてトレンドに。中でも『プラナ』 は人気ブランド。自分なりに機能アレンジできる点が、流行りのキックボード やMTBを駆使する若者に受けている。大手スポーツ用品店もこの人気に注目、 『オッシュマンズ』では春夏のアイテム数を約３倍に拡大、『パタゴニア』も クライミング専用ブランド「リズム」を立ち上げた。今後ストリートでの ヤマカジ指数はますます高まりそう。 14）『１本で何度もかわいい「Ｂ・バンド」』 この春夏はセクシーな肌見せと透け感がトレンド。下に着るブラもストラップ がおしゃれなものが必須アイテムとなりそうだ。そのブラストラップをヘア・ アクセサリーとして活用する海外のトレンドが、日本の若い女の子の間にも飛 び火してきた。そもそもの発端は、キャミソールブーム。キャミソールの下に はストラップを取り外したブラが必須アイテムだが、そのはずしたストラップ の方にも着目。98年の秋冬コレクションでストラップをヘアバンドに転用した ことから、その後全米で大ブレイク。『Ｂ・バンド』（600〜1800円）とは、 実際には本物のブラストラップではないのだが、ストラップのアジャスター機 能を応用したヘアバンドだ。長さを調節できるのが最大の魅力で、１本でヘア バンドの他にティアラにもチョーカーにもブレスレットにもなる。無地なもの から流行りのスパンコールやビーズのものまでバリエも豊富。さすがにふつ〜 のブラのストラップじゃ、ムリありますよ。 14）『ひっぱりだこの「ガングロ・マネキン」』 今年のニュートラは言い換えると「お嬢ルック」。渋谷のガングロギャルも厚 底ガングロを卒業して、今年は「お姉さん」風に変身を遂げようとしている今、 ガングロマネキンがひっぱりだこってホントなの？渋谷の109などのギャル系 アンテナショップくらいにしか導入されていなかったガングロマネキンが、 この春はいろんなショップから注文が殺到し、量産体制に入ったとか。ギャル いわく「普通のマネキンより洋服を着た時のイメージが湧くし、マネキンの メークも本格的で参考になる」んだって。そう、マネキンのメークもしっかり ヤマンバしています。これはカリスマ店員ならぬカリスマ・マネキン？今やお 姉さん系雑誌では、こぞって美白が叫ばれてるっていうのに、一体いつまで黒 いままでいるつもりなのか？ホントにそれでいいのか？ 14）『幻の「指輪ルージュ」』 私はコレを見た時、夜店で売ってる子供のオモチャ？とか思っちゃったんです けど、なかなか入手できない幻の商品と化しているらしいです。ハリウッド・ セレブのご用達ブランド「TOO FACED」の「リップグロスリング」、訳して 「指輪ルージュ」（別に訳してないか・笑）。レッド、オレンジ、パープルの ３色あって値段は1800円。小さなプラスチックの指輪状の商品を指にはめて （何故ゆえ指にはめるのか？それがカワイイのか？）フタをパカっと開けて 塗るわけです。実はコレ、「セフォラ」渋谷マークシティ店の目玉商品だった んだけど、オープン初日で売り切れ。次の入荷はＧＷ前ってことだったから、 そろそろ入った頃？ う〜ん、それにしても何故ゆえ指に？それカワイイの？ |
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