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１）『夏小物ホットアイテムの本命は？』 サングラス、カゴバッグ、ニットストール、ニュートラベルト、ボストンバッ グ、ミュール、トングサンダル、帽子、プチスカーフなどなど、今月も山のよ うに紹介された夏小物たち。中でも特に目立ったのが次のアイテム。 ◎【ボストンバッグ】スポーティなものからトラッド、ミニミニのものまで。 アメリカのボストン大学の学生の間で広く使われたことから日本ではこう呼ば れているけど、実はアメリカではクラブバッグと言うそうです。 ◎【サングラス】今年は、なんと言っても60〜70年代のビッグシルエットの レイバン風ティアドロップスタイプル選びたい。さらに目立ちたがり屋にオスス メなのが、超奇抜デザインのサングラス「テオブレインウエア」（6万6500円、 限定300本）。これはなんとツルがなく、グラスを頭で支えるという斬新なもの。 違和感はないっていうけど、ほんとかなあ（笑）。 ◎【カゴバッグ＆ストローハット】夏に向け、天然素材のバッグや帽子が大人気。 今年は、麻、麦わら、木のつる、竹などの天然素材のバッグの売れ行きが前年比 の２倍、夏本番に向け今後更に伸びそうな勢い（プランタン銀座）とか。昨秋の フォークロアブームよりも、素材のバリエーションが増え、かつ安くてカワイイ というのが人気の理由。バッグ同様天然素材を使った帽子についても、今年は麦 わら帽というイメージを脱したフォーマルなデザインも登場して人気に。 ◎【プチスカーフ】ニュートラ旋風でこの春からブレイク中のプチスカーフ。 売れ筋は3500〜5000円の幾何学模様やサイケ調もの。ブランドものでも45cm四方 のポケットチーフなら12000円〜と求め安いのも人気に拍車をかけている。マルイ ザッカ新宿では、売上前年比が約４倍に急増したそう。様々な巻き方で襟元のお しゃれが楽しめるだけでなく、腕や髪などへの応用も効く点が、年齢を問わない 人気に繋がっているようだ。 ２）『この夏の肌見せブームが生んだ、すごい新兵器！？』 この夏トレンドの中心になるのは、上半身も下半身も肌見せまくりのセクシー ニュートラ。そのファッションを完璧にフォローアップするための新兵器が、 続々と登場しております！ ◎【上半身】：鎖骨や首、背中、腕などのパーツ美を強調するホルターネック にアメリカンスリーブ。特に背中が大胆に空いたバックビュー（背中見せ）ス タイルはブレイク必至。当然ブラにも一工夫必要というわけで、シールでとめ るカップブラやスプレーするだけでバストをリフティングするスプレーブラ 「オート・トュニュ・ファーミング・ミスト」（イヴ・サンローラン／7900円） など画期的商品が続々登場。また透けファッションブームから、刺繍付き、デ ニム素材、ラメプリント等、見せてもOKのブラや、スケルトンタイプの見せて OKのブラストラップ（500円、ラバブル）等、ブラ周りアイテムはかなりの充実。 ◎【下半身】：ヒップハングのスカート＆パンツや、ホットパンツ、マイクロ ミニ等の流行アイテムを着こなすためにはパンティストッキングは完璧ＮＧ。 そこで登場した新兵器がガーター不要のストッキング。欧米では主流化してい るステイアップ・ストッキングが日本にもいよいよ登場。中でも特に優れてい るのが、ゴムではなくシリコンストッパーで肌を吸着し、跡をつけることなく ずり落ちを防止する「ステイフィット」（１足600円）。ナント世界初の１足 バラ売り！女ごろろをワシ掴みしてブレイク必至のこの商品、ソニプラで扱っ てます。 ３）『今月のニュートラキーワードは？』 今月も思いっきり夏を意識したニュートラアイテムが勢揃い。さすがにもう、 ロゴＴ、デニム、ボウつきブラウス、プッチ柄、ドット、ニーレングス、ホル ターネック等についての解説は省くとして、今回は「アメリカンスリーブ」と 「リバティプリント」をピックアップしてみましょう。アメリカンスリーブと は、通常のノースリーブよりも、肩がぐっとカットされたデザインのことで、 ホルターネックと並んでこの夏の肌見せファションの必須アイテムです。 一方のリバティプリントとは、リバティ社が提案した細かく可憐な小花柄のこ と。リバティ柄はフラワープリントの中でも、特に要チェックの柄ですよ。 ４）『この夏の水着は、ここが違う！』 この夏の水着の特徴は何と言っても、洋服感覚で見せるディテール。トリミン グ、花、金や銀の糸を織り込んだラメニット、シースルーパレオにミニボトム （パンツやミニスカ）、細ベルトつき、ポケットつき等…。このようにタウン ウエア化したアイテムの中でも、特に押さえておきたいスタイルが「タンキニ」 （コタニキンヤの略じゃないよ・笑）。タンキニとはタンクトップビキニの略 で、露出度が低くより洋服に近づいた、おヘソがかくれる長めのビキニのこと。 ワンピの安心感とビキニの開放感が共存しているのが人気の秘密。昨年登場し て以来、サイドスリット、ホルターネックなど今年らしい進化を見せている。 ５）『アクセの３大トレンド、数珠、ビーズ、スピリチュアル』 この春夏の注目アクセサリーの筆頭がビーズブレス。中でもカリスマ的存在な のが、カラーセラピーを取り入れているるLEE ANGEL（リー・エンジェル）の ビーズアクセ。聖子もマドンナもご愛用です。お次の注目アクセは数珠ブレス。 stella paceの数珠ブレスは、98年のコレクション以来瞬く間に米国でブレイク。 ミラネーゼの間でも、カラフルな木製の数珠に「福禄寿」「愛」などの文字を 刻み込んだり、ピンク、紫の水晶の重ね数珠使いがちょっとしたブームとか。 最後は、トレキャでも何度がご紹介してきたミー＆ローの、なんかいいことあ りそうなジュエリー。サンスクリット語など古代文明や宗教をモチーフにした 言葉が刻まれている。これらの３大スピリチュアル系のアクセは、日本はもと より、只今、世界規模でブレイク中。 ６）『ボディアート旋風』 肌見せファッションの流行で、次世代スキンジュエリーの人気が急上昇。高級 ラインでは、スワロフスキーのクリスタルタトゥーが、シャネルのコレクショ ンでも使われブレイク寸前。庶民ラインでは、大小様々なクリスタルを専用ノ リでボディに貼りつける「ロックス！」(3200円)、タトゥーやクリスタルシー ルに別売りのペイントキット（6000円）で色を入れる「ボディジュエリー」 (1500円)あたりが注目アイテム。ところで、今月やたらに目立ったのが、TBCの 記事広告。「ワキアート」って一体…？これ、ロスで流行してるらしいんだけ ど、ポイントクリスタルやタトゥーシールを、肩から腕、とくに脇周辺にかか る見え隠れする部分に貼ってカワイク彩るというもの。広告写真では、もろワ キに絵が入っていてなんかねえ、エグかった（笑）。いくらなんでも、もろワ キってのはいかがなものか？あと、ネイルものでは、「カメレオンネイル」 （「メタリックイリュージョンラッカー」で角度を変えると色が変わる）や ネイルステンシルなどの新作が登場。 ７）『コスメ界のパシュミナは？』 幸運アクセがブレイク中の今、コスメ関連でも開運メイクなるものが登場。ポ イントは「つけぼくろ」。ちなみに唇のまわりのホクロは「食に不自由しない ＝リッチな生活」をもたらし、あごの付近なら「玉の輿に乗れる」とか。（私 は該当部に生まれた時から天然ホクロがあるが、未だに「リッチな玉の輿」は 実現してないゾ！）と、アテにならない開運メイクだが（笑）、リキッドアイ ライナーで笑いじわの内側に書くと自然でいいとか。そんなリッチな生活や玉 の輿なんかより、恋人といつもラブラブなのがいいわ〜と、いう人には、ナリ スのセクシャルコスメ「カキア(QUAKIA)」をどうぞ！コンセプトは“恋人同士”。 男性用はすっきり系、女性用は甘い香りのフレグランス「クロスエア」は、男 女が寄り添うことで新しい香りが生まれるとか。勝手にイチャイチャやってヨ。 ８）『秋冬コレクション速報〜その２〜』 ファッション誌は夏が来る前に早くも秋冬物の話題が満載。さて、今年の秋冬 のトレンドはというと、春夏の70〜80年代ブームからさらに時代をさかのぼり、 40〜60年代のクラシカルエレガントの復活です。色はモードカラーの黒と赤が 再来。高級素材の代表としてクロコダイル革（パイソンは夏で終わりね）、 チェック、ツイードなどの英国調の洗練された古典素材を使った上品なトラッ ド、そしてヒット必至のプリーツスカートあたりが要チェックです。つま先か ら頭までラグジュアリー＆ゴージャスでコンサバでまとめるのが主流に。その 流れから帽子や長めの手袋、ブローチなどの小物も戻ってきそうです。 ９）『ピンクの次の注目カラー』 さすがに、ピンク、ピンクと大騒ぎしているのはJJくらいで、他誌はピンク以 外のインパクトカラーとか、ピンクの次に来るカラーを中心に紹介。やはり注 目は裏ヒットから表に昇格？したゴールドとベージュ。特にゴールドに至って は、ミュール、バッグ、アクセサリーからコスメに至るまで、幅広いアイテム が出揃い、まさにゴールドラッシュ状態。秋冬には復活間違いなしの黒と赤と も相性がいいから、今からしっかり押さえておこう。 10）『この夏パンツはパンタクールで決める』 「パンタクール」とは、パンタロンと反対の意味で丈の短いパンツのこと。だ いたいひざ下からくるぶしくらいの丈のものを指す。カプリパンツや太めのク ロックドタイプ、裾にフリンジが付いたリメイクもの、自分でカットオフした デニムなど、こうした短かめパンツが、この夏のイチ押し人気ボトムス。シル エットとしては、ストレートか裾広がりのものが○。極端に細いものは今年ら しくないため×。着こなしポイントとしては、足元が分断される靴下は御法度。 足が少しでも長く見えるヒールの高いミュールを生足で履き、トップスはキャ ミソールやタンクトップで小さくまとめて。アンクレットなどのオシャレも楽 しめばさらにグッド。売れ筋商品はユニクロの短い丈のパンツ1900円。色も８ 色展開でいろいろな組み合わせが楽しめる。ジェシカ青山店の裾にビーズやレ ースをあしらったカプリパンツも、売れてます。 11）『ブランドハンカチの裏ワザ利用法』 ブランドモノの中で比較的値段が安いハンカチを使った離れワザを紹介。オー ダーシューズを扱うブティックオーサキに好きな素材を持ち込めば、世界にひ とつのミュールが、オーダー料含めて１万8300円〜で注文できる。ということ は、フェンディのハンカチを持ち込んでミュールにしてもらうことだってＯＫ！ また渋谷のショップ「ステイタス」では、ハンカチやスカーフをハンドバッグ やポーチに変身させてくれる。例えばブランドのスカーフを上手く柄があうよ うにデザインして裁断、裏にスポンジを貼り、ビニールコーティング、腕のい い日本の職人の縫製などの工程を終えると１〜２ヶ月で「ブランドバッグ」の 完成。加工料はバッグが１万6000円〜、ポーチは3000円〜。もう使わないんだ けど捨てられない、リサイクルショップに出すのももったいないというタンス のこやしもリメイクして蘇らせてはいかが？ 12）『カラータイツ×網タイツ』 春先から流行中のカラータイツ。夏に向けてステイアップストッキングに変身 しながらもその人気は継続しそうな予感。ところで、春夏のプラダのコレクシ ョンでジゼルの履いていたボルドーの網タイツは話題を呼びましたが、今年の 秋冬には、カラータイツにカラフルなフィッシュネットタイツ（網タイツ）を 重ね履きするというスタイルが流行しそう。なにせ秋冬コレクションを訪れた ファッションジャーナリストたちはこぞってこのスタイルだったとか。シャネ ルはロゴ入りタイツを提案したことだし、今後タイツねたは要チェックです！ 12）『ニュートラ以外の注目ファッション“ジャパイアン”』 「ニュートラ」の他に、この夏のファッションキーワードは何かないのか？ いや、ちょっと強引な感もありますが、“ジャパイアン”（ダイム命名）とい うのが目を引きました。その心はアロハ柄の浴衣に、浴衣柄のアロハ。浴衣の 方は、徹底的にコギャルを意識してピンク等の明るいアロハ柄を使ったもので 昨年の２倍の注文があったそう。一方アロハは、日本の伝統を守り伝えたいと いう思いから浴衣柄を採用。こちらは手ぬぐい付きの桐箱入り（１万5000円他） という豪華版なのでギフトにも最適。とりあえず父の日ギフトの候補にいかが？ 12）『女性誌通販、大盛況』 今、ネット通販に負けないくらい威勢がいいのが、女性誌上通販だ。CanCam、 ViVi、フィガロジャポン、Oggi、LEEなど、主要女性誌では恒例の企画になっ ている。編集部が買い付けしたセレクト商品から、人気ショップ、人気ブラン ドとの共同開発商品まで、電話一本で手に入れられる。自分の好みのファッシ ョン情報を満載する雑誌には、さぞかし「私の欲しいアイテム」があふれてい ることだろう。その欲求にストレートに応えてくれるわけだから、ウケないわ けがない。通販特集が恒例化しているCanCamでは回ごとに売り上げは３倍増な んだとか。人気ブランドと編集部の「Ｗネーム」の限定品は、読者にとっては たまらない魅力らしい。読者との信頼感をより深めるためのツールと捉えてい るのはOggi編集部。提携ショップにしても、外出しにくい主婦や地方の人など 新たな顧客を獲得する絶好のチャンス。通販業界全体の売上げが下降する中、 ネットと女性誌の通販が秘める可能性はデカイ。 12）『イケメンが特注ヅラを緊急着用！？』 一見キムタク風のイケメン（イケてる男）たちに、今、若ハゲの危機！？ ブリーチ、カラーリング、パーマの繰り返しで、地肌がダメージを受け、薄毛 に悩むイケメンが続出らしい。いくらカッコつけても若ハゲはシャレにならん というわけで、育毛剤の活用はもちろんのこと、最近は20代の若者にメンズウ ィッグのイージーオーダー（８万円也！）が大繁盛しているという。いくら 「ウィッグはヅラじゃなくておしゃれアイテムなのさ！」と言い張られても、 女性がファッションとして楽しむウィッグとは、ちょっと違う切実感があるよ な。オヤジが使えば「ヅラ」でイケメンが使えば「ウィッグ」なのか？ でもヅラはヅラだろ。 |
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