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 1)『今年の水着売れ筋NO.1は?』

 ワンピースよりもセパレート型のシェアが高いのが近年の傾向で、百貨店では
 全体の7〜8割をセパレート型が占めている。中でも今年は露出度が高くセク
 シーな「三角ビキニ」や、肩紐のとりはずし自在のチューブ型「バンドゥービ
 キニ」、逆に露出度が低く街着感覚で着られる「タンキニ(タンクトップ+ビ
 キニ)」が人気を2分。素材的には、なんといっても光モノ。ラメ糸を生地に
 編み込み全面に光沢を持たせる素材が目立つ。また上下で違う色や柄を組み合
 わせられるアイテムも登場。他人とは違う自分だけのものを欲しがる個性派に
 ウケている。スカートやロングパレオをつけたセット物よりも5000円以上安い
 こともあり、今年は水着単品商品が主流のようだ。しかし、秋冬は一気にエレ
 ガントでシックなものへ移行する。そこで、一歩先行く人たちは、黒、緑など
 大人っぽいワンピース水着を選んでいるんだって。迷うね、こりゃ。

 2)『7大秋冬トレンド』

 巷は夏真っ盛りでありますが、ファッション誌では早くも秋冬の特集が目白
 押し。これからご紹介する7大キーワードさえ押さえておけば、もう秋冬ト
 レンドはバッチシ!でしょう。

 ◎「クラシックテイスト(英国調トラッド)」

  この秋冬の象徴的モチーフはズバリ「千鳥格子(ハウンドトゥース)」です。
  その他、ツイード、タータン&グレンチェックといった、英国調トラッドが
  大復活。ウール+スパンコールとか、ツイード+ボウ結びなど、クラシック
  なテイストに遊び心がプラスされているのが今年流。

 ◎「パンクルック」

  70年代テイストにより洗練さが加わったパンクが登場。パンクお約束アイテ
  ムといえば、【黒モヘア】、【タータンチェック】、ブラックスーツ、【ス
  タッズベルド】、【細ヒールのブーツ】、安全ピン、指出し手袋、クロスペ
  ンダント、レザーチョーカー、レザージャケット、ハデグラサン、チェーン
  アクセなどだが、中でも【  】は、今年のホットトレンドアイテム。

 ◎「ライダーズファッション」

  ライダーユニフォームのようなスポーティなテイストが、大人向けのハイセ
  ンスなアイテムとして登場。春夏ブレイクしたGジャンのポストにつくのは、
  ライダーズジャケットで決まり!ほどよいハード感がコンサバ系の服ともマッ
  チしてグッド。

 ◎「キーカラー」

  アクセサリーや洋服のみならず、車などのファッション以外の分野でも人気
  のゴールド。2000年のキーカラーと言っていいほどのヒット色だが、秋冬に
  は新たに3大トレンドカラーとして【赤】、【紫】、【黒】が来る。同時に、
  千鳥格子や市松模様などクラシック柄とともに、黒×白のツートンカラーも
  要チェックだ。

 ◎「クラシックパンプス&ブーツ復活」

  ツイードのパンツなど秋冬のクラシックテイストにぴったりのフットアイテ
  ムが、コンサバテイストのポインテッド(先がとがった)パンプス。きゃしゃ
  でシャープな感じが今季のトレンド。またブーツ人気も相変わらずだが、今
  年はピンヒールタイプのものが主流になりそう。

 ◎「秋冬小物七つ道具」

 ・ベルト:カラーストーン、ラインストーン、ビーズ細工のベルトや、チェー
      ンベルトがマストアイテム。
 ・タイツ:カラフルカラー、柄(シャネルロゴ、チェック、アニマル、幾何学)、
      ラメ、網タイツが人気に。グッチの広告みたいに、カラータイツと
      網タイツの重ねばきがブームになりそう。
 ・ベレー:帽子では、ヴィトンやドルチェ&ガッバーナなど多くのブランドで
      見られた「ベレー」が完全復活。
 ・ドクターズバッグ:春夏大人気だった「ボストンバッグ」の次に来るのは、
      ノスタルジックながま口型の大振りバッグ。お医者さんの持つバッ
      グみたいだから、こう呼ばれる。
 ・ティペット&クロシェショール:
      40年代淑女風スタイルで、英国トラディショナルを演出してくれる
      「ティペット(ファーなどのミニケープ)」と、アメリカの人気TV
      ドラマ「セックス&ザ・シティ」が火付け役となりNYで大流行中の
      ポストパシュミナ「クロシェ(鍵編み)ショール」。ブーム日本上
      陸も時間の問題。
 ・コサージュ&ブローチ:
      クラシックの復活とともに注目されているブローチ。ヴィンテージ、
      ラインストーン、フラワー&バタフライ、ロゴブローチなど、どこ
      か古臭さ漂うアンティークものが○。
 ・スインギング・イヤリング:
      80年代装飾ブームがイヤリングにも反映され、シャンデリアイヤリ
      ング、ゴールドのフープイヤリングなどの、ゴージャスに耳から下
      がったイヤリングに注目が。

 ◎カリスマショップのオリジナルロゴ

  世界的なロゴブームの勢いに乗って、代官山のカリスマショップ「WR」が
  オリジナルモノグラムを発表。若い女性に大人気のショップだけに、ファン
  にとっては、激マストアイテムになりそう。

 3)『男女・和装回帰トレンド』

 盆踊り&花火大会のシーズン到来、浴衣もさらに進化を遂げて健在だ。素材は
 従来に比べ、ポリエステル系が増加。国内人気ブランドに加え「ゴルチエ」
 「ベネトン」「アナスイ」等の海外ブランドも競い合っている。そんな浴衣ブ
 ームの影響で、男性の間では甚平や作務衣(5000円前後)が復活。ダイエーで
 は前年比2割増、イトーヨーカ堂では同5割増、ジャスコでは2倍の売上とい
 うヒットぶり。百貨店ではやや高め(7000〜1万円)のギフト用や男女ペア品
 が人気のよう。中にはケイタイ電話用のポケット付の甚平も。その甚平の女版?
 ともいうべき、浴衣を甚平風にリメイクした「ミニ浴衣」が名古屋の老舗呉服
 店「よし川屋」で登場、5月の発売以来中高生に大人気で既に400枚以上を売っ
 たそう。ユニークなのは、アルバイトにガングロを雇い、仕立ても彼女たちに
 やってもらう点。もちろん売る相手もガングロ娘だ。彼女らはミニ浴衣姿で栄
 のクラブでパラパラをキメる。どうやら、ミニ浴衣姿で盆踊りや花火ってのは、
 アウトらしいよ。

 4)『流行服はチープが基本!』

 夏のバーゲン時期ということもあり、特に今月は「安い服」特集が目立った。
 女性誌で「安い」というラインは一体どのあたりかと言いますと、「まるごと
 コーディネイトで3万円」「スカート1万、ワンピ3万以下」「単品1万円以
 下」「単品5000円台以下」という数字が踊っています。雑誌のターゲットによっ
 て、「1万」と「5000円」あたりに安ラインが分かれてますね。そんな中で
 「トータルで3〜4000円」を打ち出しているのは、かなりスゴイ。結局、一夏
 しか着ない流行服は安いものが基本!というわけ。ちなみに、「安くてよいも
 のショップ」の双璧といえば、毎度お馴染の「ユニクロ」と、仕立てのよさと
 色展開の豊富さが魅力の「BPQC」。この手のショップはどんどん増えて欲
 しいものです。

 5)『肌見せテク』

 「トレキャDX」でも毎月上位にランキングされる「肌見せファッション」。
 今月も、お馴染みのベアトップ(チューブ)ファッション、ホルターネック、
 アメリカンスリーブなどのアイテムがズラリ。さらにわざとカラフルなブラを
 チラリと見せるブラテク(お手本は映画『エリン・ブロコビッチ』で、ジュリ
 リア・ロバーツが演じたヒロインのファッション)も登場した。そして肌見せ
 スタイルの仕上げには、肌に直接つけるボディアクセ&スキンジュエリー。
 二の腕、デコルテ、肩の裏、わき上、足首など、つける場所はいろいろだが、
 一番人気は足首だそう。そういえばマライア・キャリーは、ヒップハングパン
 ツでむき出しになった、お尻ともウエストとも言い難い微妙な部分につけてい
 たっけ。真似するためには、きれいな「くびれ」が必須です。

 6)『LAスタイル(サーファー・ファッション)』

 ニュートラ・ブームの一方で、LAテイストのサーファー・ファッションも大人
 気のこの夏。で、サーファーといえばキムタク。そこで「キムタクの彼女」ス
 タイルというのが、ひとつのファッションの切り口となっている(笑)。って
 ことは工藤静香がお手本か(マジ?)。アイテム的には、ハワイアン、ロゴT、
 ビビッドカラーなどのLAカジュアルが主流。また前結びシャツ、ハット、レ
 トロサーフ柄(レインボー、スター、フルーツ、フラワー)も定番だ。アクセ
 サリーでは、「I LOVE YOU」などのメッセージがヘッドになった、LAテイス
 トの「レタードネックレス」が人気。ところで、キムタクってそろそろヤバい
 感じがする。周囲のキムタクファンの女性たちが、こぞって「最近なんか鼻に
 ついてきた」とキムタク離れを始めたからだ。でも、主演映画が公開されたら、
 「やっぱステキ♪」とか言い出しかねない。なんせ女は気まぐれだから(笑)。

 7)『ロゴTの次はコレ!?』

 ロゴTブームの延長でさまざまなメッセージTシャツが人気だ。中でも昔懐か
 しい「I LOVE NY」の、「NY」の部分をキャラクターのフェイスマークに
 変えたものなど、少しダサ目ラインの商品も復活。そんなTシャツブームの
 中で異彩を放っているのが「格闘技Tシャツ」だ。スポーツ関連専門店「ワー
 ルドスポーツプラザ」では全10店舗で月間1万4000枚ものプロレス・格闘技T
 シャツ(藤田和之、桜庭和志、アントニオ猪木のTシャツ)を売り上げている。
 この流れを受け「ビームス」などでも、格闘技のオリジナル商品を投入し始め
 た。ファッション誌「ブーン」8月号では格闘技シャツを特集し、ストリート
 ファッションを好む若者たちに注目されている。ブームの背景には「K−1」
 番組の人気により、プロレス・格闘技が若者文化のひとつとして定着していっ
 たことがあるだろう。桜庭和志の自伝『ぼく。』も2ヶ月で6回版を重ね、既
 に3万部売ったという。なんか、熱い、ですよね。ただでさえ猛暑なのに。

 8)『注目!ハイテクヘアグッズ』

 最近のコギャルファッションの掟は「とにかく目立つ!」ことにあり。ヘア関
 連グッズでも、ユニークな商品が続々登場。「サーモカラーウィッグ」(NAVANA
 SHIBUYA 109 /1800〜2800円)は、気温で色が変わる特殊な繊維で編まれた
 変色ウィッグ。気温30度で変色するので、ギラギラの真夏の太陽を味方に、カ
 メレオンばりのお洒落が楽しめる。夜も負けずに目立ちたいなら、光ファイバ
 ー内蔵の光るウィッグ「EQ−Z銀河」(PERMS HAIR/6000円)なんてどう?
 無数の螢がとまったような煌きで目立つこと間違いなし。ただし今のところ通
 販のみ。そこまで大胆なのはちょっと…と、フツーの感覚の持ち主のアナタに
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