１）『今年の水着トレンドは？』
　今や水着は“体を飾るアクセサリー”なのだとか。昨年から登場した「タンキ
　ニ」（タンクトップ＋ビキニ）が今年もブレイク必至。上下別々にセレクトで
　きて個性的な着こなしを楽しめるのが人気を呼んでいる。また、ボトムのバラ
　エティーも増えた「三角ビキニ」と、脇の開いた大胆なカッティングなどセク
　シーデザインが多い「ワンピース」や「パレオ」も外せない。今年の特長はア
　ニマル柄・60年代風の元気な花柄・ハート・星・大きめのフルーツ柄・エスニ
　ックなペイズリー柄・浴衣ブームから来た和風花火柄や、デコボコ感のあるサ
　ッカー地・光沢のあるセクシーなメッシュ素材など購入時に目移りしそうで豊
　富なラインナップにある。とにかく女性は「人と同じ物はイヤ」とワガママで
　「個性的に魅せたい」と欲張りなもの。水着のオーダーメードサービス（渋谷・
　東急東横店、ビキニが１万3000円〜）や、ビキニのショーツに時計がついた
　「Rainbow」（スウォッチ、9000円）も登場。個性を競う夏が始まる。


　４）『素肌ビジネス』
　薄着の季節に気になるのが、お手入れの手を抜いていた体の各パーツ。そんな
　時に救世主となる商品が相次いで登場。ノースリーブ好きＡ子の愛用は、ワキ
　のくすみを取る「ワキぽろフォーム」（ソラール 900円）や、わきの毛穴を隠
　し制汗剤としての効果もある「ラウンドアンドプラウド ボディデオドラント＋
　（プラス）」（ソニーCPラボラトリーズ1800円）。またミニスカート派のＢ子
　が手放せないのが「ハイドシークレッグカバー」（ソニーCPラボラトリーズ2500
　円）。傷などを隠し、一見 ストッキングをはいているようにも見える。水着に
　なる機会が多いＣ子が使うのはＹゾーンの黒ずみを取る「ポイントエッセンス」
　（ハピララ 860円）。そして三人全員が、お手軽ボディ用日焼け止めを愛用。
　今ではジェルタイプ「ビオレ さらさらUVデイリーケアジェル」（花王 800円）
　など、使い心地の良いボディ用日焼け止めに注目。夏に向けてケアを始めよう。


　７）『ユニーク素材、ぞくぞく登場』
　そろそろ汗ばむ季節。さらっとした風合いの服で１日をさわやかに過ごしたい
　もの。そこでこの時期、話題のユニーク素材をご紹介。まずは和紙。2000年10
　月号DXでも紹介したが、和紙といっても細い糸状によって耐水加工をしている
　ので水にぬれても大丈夫で、取り扱いは麻と同じ。紳士用ジャケット（バーバ
　リー銀座店・６万3000円）などが中高年に人気。大阪の生地メーカー、イトイ
　テキスタイルは、抗菌、防臭効果のあるクマザサを和紙に混ぜた生地で、麻に
　代わる質感を強調。アパレル輸入商社のサンモトヤマは、ハスの繊維を利用し
　たミャンマー北部で織られる希少な生地のジャケット（16万円！）を発売。肌
　触りだけでなく、体感温度が１、２度下がるというキシリトールを加工した生
　地も登場。原宿のヴァンダライズの「SWINGGY」は、キシリトールの吸熱効果で
　さわやかな冷涼感が得られるスーツ（６万3000円〜）を展開。キャサリンハム
　ネットもオーガニックコットンなど自然素材でニューラインを発表しており、
　肌に優しい素材は環境にも優しいってことで、一石二鳥なのかも。