１）『若い女性を狙い、拡大する靴市場』
　個人消費低迷で百貨店業界は、購買意欲旺盛な若い女性向けに売り場を強化。
　特に靴は、自分の足に合う靴を探すのが難しいが気に入った物があればリピー
　ター率の高い市場。シブヤ西武ではＢ１フロアすべてを婦人靴売り場に新設。
　専門知識を持つシューフィッターの配置や客の足カルテ作成などキメ細かいサ
　ービスを実施中。こうした動きの反映か、靴のミニチュア「シューシーズ」
　（トミー、400円）がOLにブレイク中。メッセージ付きで気分に合わせ机上に
　飾ったりなど、副産物的ブームも出た。しかし秋冬靴の主役は、なんと言って
　もブーツ！今年はスカートは短くブーツは長くが主流とか。膝上のロングやニ
　ーハイブーツは要チェック。編み上げタイプやレッグウォーマーのようなくし
　ゅくしゅタイプ、デニムやメタリック素材などが人気を呼びそう。色は黒やベ
　ージュのほかヒョウ柄や赤が今年風。また、ブランド人気も健在。セリーヌか
　らスポーツシックなロングブーツが登場。ゴートスキン（ヤギ革）素材をクラ
　ンベリー色に染め上げた逸品。今年は靴選びに迷いそうなほど楽しめそうだ。


　２）『秋冬コスメ情報』
　ファッションの多様化によりメイクも様々に使いこなすのが今年風。コスメ百
　花繚乱の今だからこそ、イメージを決めて自分なりのセルフプロデュース力が
　必要。人気のメーキャップアーティストは「色を重ねることで思いがけないイ
　ンパクトが生まれるカラーグラデメイクが旬」山本浩未、「ポイントをひとつ
　に絞り、頑張りすぎないこと。ハーフマットな質感リップはアイメイクとの相
　性がいい」藤原美智子、とナカナカに深いお言葉。目元主導の今季は、クリー
　ムシャドウが豊富でパウダーを重ねることによって輝きに深みが出る。マスカ
　ラ、アイライナー、茶眉、控えめチークはキーアイテムだ。さらに顔に今のニ
　ュアンスを与える新色にも注目。赤口紅とゴールドシャドウは難易度高しだが、
　多くの女性が私じゃない私を発見できると好評。シャネルレッドの復活や、デ
　ィオールの「ルージュディオールアディクト」は光反射による鮮やか発色が斬
　新。秋ならではのプラムやワイン色もお約束。また、葡萄成分のポリフェノー
　ル配合による肌や体のアンチエイジング効果が期待できるコスメも登場。