◇『病院のお話』（シリーズ12）★★★  by 投稿者YKさん 
　・【まとめ３】（前回から引き続き）
　
　　私が見てきた今までのＸＸＸ達、それはこれから起きることのメッセージだっ
　　たように思えます。
　　
　　VOL.92号でお話した「白いネグリジェの女性」は、私の知人にそっくりでした。
　　私は入院していて知らなかったのですが、私が見た翌週に緊急入院して手術し
　　たそうです（今は完治されているのでホッとしています）。
　　VOL.93号の「部屋を横切るご婦人」ですが、このご婦人の死で、私が今まで見
　　てきた事の重大性を思い知らされるところとなりました。そう言えば、誰もい
　　ないはずの隣のベッドで衣擦れの音や寝息が聞こえた事があったのですが、そ
　　の翌日にはそのベッドには入院患者さんがいました。長い入院生活でしたので、
　　その間に何回とお隣さんがかわりましたが、その前にはそんな事がよく起きて
　　いました。
　　
　　最後になりましたが、この病院は２月で閉鎖されました。３月から今の病院の
　　裏側に建った新しい病院がOpen。日本中が期待している？最新鋭の設備を誇る
　　病院の登場です。でもその新しい病院は今の病院の元霊安室と解剖室のあった
　　場所の上に建っているのです。（了）