１）『人間よりゴージャス！？リッチなペット用品』
　私達の生活環境の変化と共にペット達の生活も大きく変化している。寒い冬、
　ペットにコートを着せて散歩する愛犬家が増え、おしゃれなペットの洋服屋が
　急増。家の中ではペット用こたつ。目にやさしいコードヒーターを使用。サー
　モスタット内蔵なので適温設定ができる。お昼寝用にはおしゃれな柄のラグマ
　ット「ボーンファーマット」（6200円〜）。静電気防止、消臭加工が施され機
　能的。ストレスの多い人間社会。ペットの中にもストレス症状が表れ、ペット
　専用鍼灸治療院やアロマテラピーを行う病院が登場。運動不足の犬には犬用ラ
　ンニングマシーンや健康を考えた栄養補助食品など、まるで人間社会と変わら
　ない。また、ペットのための保障も出て来た。いくつかプランがあるが、死亡
　や病気の保障以外に他人に損害を与えた場合の賠償保障もある。平均的に月額
　2000円ぐらいのようだ。私的にはこの保障に関しては飼い主にとってはありが
　たいが、どうしても人間の単なる欲望に振り回されて自由が少なくなったペッ
　ト達にはありがたい環境ではなくなって来ているような気がする。


　２）『21世紀流バレンタインギフト』
　もうすぐ来るバレンタインデー。百貨店やコンビニでの今年のトレンドは高級
　志向のチョコ。人気は定番の「ゴディバ」や、「キュー」の生チョコだそう。
　しかし、チョコをあげるのは、もう20世紀のやり方。ひと味違うプレゼントで
　差をつけたい貴女にオススメの商品が登場！まずは、秋田県横手市が売り出し
　ている「ミニ・カマクラ」（横手の水神様のお札＋ライトアップ用ろうそく付、
　700円、送料別）。ネットから申し込むと発砲スチロールに入った30cm四方の
　雪が送られてくるので、自分で穴を掘ってミニカマクラを作るキットなのだ。
　バレンタイン用にホワイトチョコ付き（1200円〜）もあるので要チェック！！
　さらにフトコロに余裕のある方にはこちら「人工クリオネキット」（水槽セッ
　ト４万7500円）がオススメ。畜光剤入りのシリコンゴムでできた人工クリオネ
　が、水槽内の水流で泳ぎ回るというもの。彼の部屋で二人でクリオネを見つめ
　ていると、“流氷の天使”が恋のキューピットになるのは間違いなし！？


　３）『今目指されるのはこんな生き方』
　「non-no」が行った「生き方を真似したい女性」アンケート１位は浜崎あゆみ、
　２位安室奈美恵、３位山口智子。あゆは仕事で楽しそうに自己表現しているし、
　アムロと山口智子は私生活も好調。今目指されるのは「好きなことで自己表現
　をし、なおかつ私生活も充実」タイプだ。昨今ブレイク中のさそり座の人々・
　倉木麻衣やaiko、木村拓哉もそんなタイプ。「好きなことで自己実現」の点で
　注目を浴びそうなのが、大萩康司と今宿麻美。大萩は権威ある「ハバナ国際ギタ
　ーコンクール」で入賞したギタリスト。ポスト村治佳織との期待が高い。今宿
　は「スプリング」など宝島社系の女性誌を中心に活躍する人気モデル。雑誌連
　載やクリエーターユニットへの参加などにチャレンジしているところもいまど
　きの女の子に人気の秘密だ。またネットで人気の無料日記レンタルサイト。そ
　の一つ「さるさる日記」の利用者は４万人を超える程の人気だが、これも「日
　記を通して自己表現したい」という現代人の心の表れといえるだろう。


　４）『死を考える生き方』
　ハイテク時代でも死は避けられない現実。余りお近づきになりたくない話題で
　はあるが、やはり知識は必要だ（ネットで「お葬式博覧会」開催中）。葬儀も
　ロケットで粉骨を打ち上げる「宇宙葬」（昨９月にトレキャでもレポ済）や海
　外（仏教発祥の地インド他）での散骨ツアーなど従来の形式とは異なってきた。
　こういった葬儀の変化は、遺族の世間体と結びつく豪華な祭壇や墓への矛盾が
　大きな要因となっている。それなら故人が星になるのを見届ける、といった心
　に深く刻まれる葬儀を、とのことなのだろう。自分の葬儀を想定したら、いっ
　そ死も？とばかりに『私の死亡記事』（文芸春秋）では、存命の著名人102人が
　自分の死を描いている。中には、いなり寿司をのどにつまらせてなどと、面白
　おかしく書かれた死もあるが、あくまでその死は自分の過去との延長線上で結
　びつく死だ。死と向き合うことは、自分の今後の生き方を想定することにもな
　る。21世紀の事始めに、自分の死亡記事を思い描くのもいいかも。