１）『秘め事に異変が…』
　CS放送のアダルトチャンネル視聴率ピークが、深夜なのはわかるが午前中にも
　高視聴率の山があるらしい。つまり主婦層が見ている（朝から濃いのね〜）。
　今やセックスは秘め事にあらず、オープンな娯楽か！？女性誌MOREが実施した
　読者アンケートによると“婚外セックス派”が３割！詳細は『モア・リポー
　トの20年』（集英社新書 ／720円）を参照されたし。こうした世情を受けて、
　大阪発の珍商売も登場した。「Ｄ‐ボックス」（デリバリーのＤ）は、富山の
　置き薬方式で使った分だけ後払いの“夜の置き薬”だ。精力剤、ローション、
　コンドームなど全11品で、全部使用しても２万5000円程とお手頃価格。人気は
　女性向け恍惚クリーム「桐壷」で、モニターした女性の話では「すごくイイ」
　とか。しかし「イイ」ものであっても性病はマジ避けたい。心強い味方のコン
　ドームに新兵器「メンフェドーム」（オカモト）が昨年秋登場以来、密かに話
　題だ。破れそうもない極厚の安心感と、内側に塗られた潤滑油“メンフェゴー
　ル”のサラッとした装着感と精子殺精＆抗菌作用が特徴。レッツエンジョイ！
　

　２）『粘土にハマル大人たち』
　粘土ブームと聞いて、お子様トレンドか？と思いきや、大人が夢中なのだとか。
　きっかけはクレイ・アニメ（粘土人形ね）の『チキンラン』が昨年６月海外で
　映画公開されるや大ヒットとなった背景がある（日本では今春公開予定）。粘
　土は“飲む”ことによって体内の不純物を取り血流を活性化し、“肌につける”
　と毛穴の掃除にも効果的。そんな健康や美容に優れた天然成分がぎっしりだ。
　昔、粘土の効能に注目し活用していたアメリカ・インディアンの知恵を参考に
　した美容食品「インディアンクレイフーズ」が、宿便取り効果でお肌ツルツル
　と好評だ。さらに粘土の天然成分“モンモリロナイト”の人体及び環境に優し
　い特長を生かした石鹸・歯磨き・入浴剤・ボディパックなどの各種美容アイテ
　ム「magma girl」（価格800円〜1200円）も登場。おまけに主婦の手芸人気にも
　粘土が進出。手芸小売の「ユザワヤ」では粘土教室を開講し大盛況だ。安くて
　実用的で“自分の作品が部屋を飾る”満足感から、ハマル奥さまが急増中とか。


　２）『ひとりよりも“ふたり”』
　ここ数年のジミ婚、低価格ブランドの流れを汲んで、実用性重視のデートをす
　るカップルが増えている。気張ったデートをするのではなく、肩の力を抜いて
　楽しめるデートのことで、“コンビニ・デート”というらしい。釣り堀でのん
　びりとしたり、卓球で軽く汗を流したり、動物園でのどかな時を過ごしたり…
　と、お金もあまりかからない。格好をつけることよりも身近な幸せを求める気
　持ちの方が大きくなっているようだ。自宅でコンビニ・デートを満喫するなら
　「エアーソファ」（シネロックス、4980円）がうってつけ。見た目もゴージャ
　スで座り心地もグッドなエア注入式のビニール製ソファで、今後ダブルやトリ
　プルも発売予定。そんなソファでくつろぎながら二人でビデオ鑑賞するもよし。
　例えば、発売以来感動を呼び話題沸騰の絵本『いつでも会える』を映像化した
　ビデオはどう？お互いをかけがえのない存在として認め合うのに最適です！