１）『美しさを求める男性達へ』
　近頃の清潔志向の男たちの美への意識は相当なものだ。そうあって欲しいと願
　う女性の目を意識し始めたからか。それを裏付けるかのように美しさを保つた
　めの男性用化粧品が続々登場。例えば、つるっとしたお肌がお望みの方には、
　マンダムから体毛除毛フォーム（750円）が。すっきりと皮脂の汚れを取りた
　い方のためには、女性に大受けしたマイクロピーリングタオル男性用（1200円）
　がお勧め。またプラダから、男女兼用で一回使いきりの衛生的さが人気のミニ
　コスメが登場。さらにTBCでは、ヒゲの永久脱毛のほか部分的な脱毛で、おしゃ
　れなヒゲの演出がらくちんに。足元もおしゃれで衛生的なものが急増中。ビジ
　ネスマンの間では、エルメス発信のレザースニーカーが大人気。通気性等衛生
　面も十分考慮された、コールハーンとナイキの共作レザースニーカー（４万
　4000円）は、営業マンにとっては申し分ない靴だ。そうそう、今OLの間ではに
　わかにハンニバルのレクター博士への人気が上昇中。というのも彼は、ワイン
　や音楽、文学に至るまで熟知し、洗練された嗜好の持ち主だからだ。つまり見
　た目も美しく、おしゃれで高尚な趣味の男性が、いまどき女は好きってこと。


　２）『環境保全のため、あなたのアプローチは？』
　各種のリサイクル法が制定され、ゴミを増やすな、めったやたらに買い物する
　な、と言わんばかりの現状だ。でも買うことで環境保全に一役買うこともでき
　る。現在、家電各社で増産中の生ゴミ処理機を筆頭に、ホテルの残飯からつく
　られた有機肥料「エコパレス」（東京パレスホテル）、忘れ物もしくは壊れた
　傘を加工した照明機具（オンラインショップ「エンメ・パラッツォ」）、返品
　ギフト用商品のオリジナルセット（伊藤忠食品）など。また、ジャスコ店内に
　登場したリサイクル商品のスーパー「SELF+SERVICE」は、リサイクル商品＝高
　い、というイメージを払拭した。さらに自然と向き合うことも、環境保全の一
　つと言える。去年、林野庁が日本全国の守るべき遺産として巨樹・巨木100本
　を選定したことにより、全国各地の巨木ツアーが組まれ始めた（ジェイティー
　ビー、他）。私たち人間よりも遥かに永い時を生き抜いてきたその姿に学ぶこ
　とは多い。環境保全は頭で考えるよりも五感で感じることも大切だ。


　４）『ＯＬの朝・昼・夜の食生態』
　ＯＬには恋や仕事以外に喜びを感じる時があるという。●朝。早起きして空い
　てる電車で余裕の出勤。会社近くのカフェでモーニングがブーム。丸の内では
　「ミクニズカフェ」の焼きたてパンや、「スターバックスコーヒー」のカフェ
　モカが人気。●昼。ランチタイムの１時間は有意義に使う。まずはデパ地下に
　行き、おにぎりかキッシュやクロワッサンなどのパン（赤ん坊のゲンコツサイ
　ズ）を購入し簡単に食事を済ます。その後は、グルーミングタイム！人気店は
　丸の内「CAFE de MAKE-UP」（１ドリンク500円でネイル＆リップが５アイテム
　試せる）や銀座「HAIR Shampoo」（シャンプー・ブロー各500円〜）や新宿「サ
　ロンド エステジェンヌ」（ナショナルのセルフエステ機器が１回500円で試せ
　る）など。行列もガマン。●夜。今日も頑張った自分にご褒美。バースペース
　併設ネイルサロン「代官山サロン カイ」（エステ込みの手・足ネイルケアセッ
　トが１万2000円〜）でカクテルを飲みながらネイルケア。贅沢で至福のひと時。