3)『珍事?実力?阪神絶好調』
野球ファンでなくても気になるのが星野阪神の好調ぶり。昨年までが嘘のよう
に現在16勝8敗1分(4月29日現在)で首位独走。お膝元関西ではあやかり商
品が花盛り。まず売上がのびたのが阪神百貨店。応援グッズの売上も昨年の3
倍。ロゴ入りのビールなども急遽投入した。甲子園球場の目と鼻の先ダイエー
甲子園店も売上が前年比約1.5倍と好調。阪神球団が設置する公式サイトも人気
で昨年まで1万件程度だったが7連勝時は15万件ものアクセスが入った。そし
て便乗商品も登場。尼崎信用金庫(尼崎市)は優勝すると星野監督の背番号に
ちなみ金利が7.7倍(およそ0.5%)になる「勝星77」定期が登場。京都ホテル
オークラではどこかのチームが7連勝するとオリジナルカクテルを作成。早速
阪神カクテル「猛虎」(1200円)が登場。チョコレートシロップで「77」の文
字を描く。この強さが本物なら売上が伸びるということで、みんな阪神サマサ
マ。長島一茂主演映画『ミスタールーキー』の興行成績の全体の5割が関西と
いうし、W杯もあるけどプロ野球からも目が離せない?
4)『虫歯予防だけじゃない、キシリトールの効用』
「キシリトール」と言えば、ガム、キャンディなどの甘味料として日本でもすっ
かりメジャーになった。虫歯菌を抑制し虫歯予防をする効用以外のキシリトー
ルの働きに注目した商品が続々と登場している。水に触れると吸熱する涼感効
果に注目したのが、富士紡績の繊維製品「キシリフレッシュ」、助野靴下の
「キシリクール」。商品としては、ニューハミルトン「婦人ブラウス」、BVD
「BODY GEAR 紳士ボクサーブリーフ」、帝国繊維「キシリトール・シーツ」、
ヨネックスのスニーカー「サイバースター108」などがある。また保湿効果に
注目したのが、資生堂「ザ・スキンケア・マルチエナジャイジングクリーム」、
「アクテアハート・ブライトアップローション」などの化粧品。繊維に関して
は、30〜50回の洗濯で成分が溶けてしまうなど、まだ課題はあるが、キシリトー
ルの効用には今後も注目だ。
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