◇『“串刺しデザート”にモノ申す』TEXT by Gochy!
　　もうじきやって来るバレンタインデー。今年は、トレキャDX(有料版)でもレポ 
　　した、大人気の“串刺しデザート”なんてどうだろう？その串刺しデザートの 
　　発信源「プランタン銀座」のデパ地下は、毎年14日近くになると、イモ洗い状 
　　態に混雑する上、間際だと希望の個数が確実に確保できるかわからないという 
　　ことで、私は先日早々に目当ての商品の予約を済ませた。その時に各店舗で展 
　　開されている串刺しモノをチェックしてみたのだが、店舗ごとのバトルがスゴ 
　　イ。特に人気なのがショコラエショコラの「チョコだんご」で、ある客が別コー 
　　ナーで似た商品を指さして「これがカステラのチョコだんごですか？」と尋ね 
　　ていた。「いえ、これは違います」「では、そのチョコだんごはどこで売って 
　　ますか？」「まあ各店舗でいろいろやってますから…」と言うだけで、おばは 
　　んは具体的に教えてあげない。アンタの真うしろで売ってるやんけ〜！他の店 
　　にお客をもっていかれるのがそんなに悔しいのか？おばはん、心が狭いで〜。 
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　　さて、そのチョコだんごである。食べてみて思ったのだが、もうちょっと串に 
　　刺さってる固体の大きさが小さい方がいいのじゃないか？一気に３個(ひと串) 
　　食べると、かなりもたれるのだ。あれよりずっと小さいトリュフだって、立て 
　　続けに一気に３個食べたらキツイだろうに。私が、おいしいチョコとおいしい 
　　塩辛だったら迷わず塩辛の方を取るオヤジ女だからそう感じるのか？でも、同 
　　じ味を３個一気に食べてみると、ひと串でもう飽きちゃうんだもん。１個の大 
　　きさを小さめにして、味は３個とも違うものをひと串に刺してもらった方が断 
　　然ありがたい。客の中には、「自分でオリジナルの串刺しにするのだ」と、い 
　　ろんな種類のボールを買っていた人もいた。それも楽しいだろうと思う。とに 
　　かく、「大きさ控えめ」「甘さも控えめ」「違う個性をひと串に」が、よりお 
　　いしく串刺しデザートをいただけるヒケツだと思うのだが、どうだろう。 
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　　また、ぜひ串刺し化してほしい商品もある。それは私の大好物、資生堂パーラー 
　　の「かわいい銀座のカレーパン」だ。ちょっとずつ食べやすいという「ひと口 
　　ブーム」の代表選手のような商品なのだが、だんごサイズのプチカレーパンが 
　　５個、紙カップに入って630円。なりは小さいが味は本格派である。甘いものが 
　　苦手な人への義理チョコの変化球としてもおススメだ。おやつ感覚でつまみな 
　　がら食べるのだが、ひとつぶ食べる度に手に油がつく。だからキーボード打ち 
　　ながらとか、雑誌をめくりながらとか、そういう「ながら食い」ができないの 
　　だ。しょうがないので、ひとつぶ食べるたびにティッシュで指をふいては何か 
　　作業をするハメになる。もしくは自前でようじなどを刺して食べるとか。これ 
　　こそ串刺しにして売ってくれたら手が汚れないのでありがたい。なかのカレー 
　　の具が漏れるとか、商品の性格上串刺しが難しいなら、串を一緒につけてくれ 
　　るだけでもいい。資生堂パーラーさん、これ、ぜひ検討してくれないかなあ？