1)『2000年ケータイ・バトルの先に待つのは』
カラー液晶のついたドコモ502iシリーズや、シャワー中でも通話ができる耐
水・耐衝撃を備えたG-SHOCKケータイC303CA(cdmaOne)、さらには業界最速
64kbpsパケット通信サービス「PacketOne」などの登場で、あちこちの媒体で
ケータイ最新モデルの特集が目立った。それでもこの私が、意固地なまでに、
岩石のように重く、超原始的ケータイを未だ使い続けているのは、しかるべき
タイミングを待ってるからだ。つまり、自分のケータイ番号を入力したSIMチッ
プをケータイ本体に差し込めば通話ができる方式が実現するその時を。これが
可能になればキャリアの乗り換えも自由にできるし、友達のケータイを借りて
も自分の番号で使用できる。どうやら、もうじきのことらしい。ということは、
今あわてて最新機種に飛びついても、そうなりゃまた買い換えじゃん。だから
その時が来るまで、じっと、このかまぼこ岩石ケータイでガマンするのだ…。
2)『ニュータイプデジカメ登場』
昨年は200万画素のメガピクセル機が各社から出揃い、標準化された感のある
デジタルスチルカメラ。そんな中、変わりダネともいえる新機種が発売される。
カシオは腕時計型デジカメ「リストカメラ」を5月に発売予定。腕時計の文字
盤部分に2センチ角の白黒モニターがついており、いつでもどこでも写真が撮
れ、電話番号の登録もできるため「写真付き電話帳」が作成できるのがウリ。
(同社では腕時計型MP-3対応「リストオーディオプレーヤー」も3月に発売)
また、タカラは撮った写真が携帯で見られる低価格デジカメ「あそ・デジカメ
ラ スリムショット」を3月23日に発売予定。(希望小売価格7500円)画素数
は8万画素で、15枚までしか撮れないのは残念だが、まさにあそび用デジカメ
として割り切るのも良し。デジカメ片手にしたコギャルの登場もスグですな。
3)『広がる「バイオ」ワールド』
ソニーは同社の人気パソコン「バイオ」シリーズ専用の周辺機器「バイオギア」
シリーズを発売した。今回の発売は、パソコンに接続して撮影する「バイオカ
メラ」、DV編集時に役立つ「USBジョグコントローラー」、データを転送して
出先で見る事ができるビューワー「バイオ インフォキャリー」、ATRAC3とMP-3
に対応したクリップタイプのウォークマン「バイオ ミュージッククリップ」の
4種類。どれも「バイオ」のマルチ機能をアップさせるもので、バイオ利用者
は要チェック。また、まだ「バイオ」持ってないという方には2月15日発売予
定の「バイオJ」シリーズを。DV編集ソフトや音楽配信ソフト等の「バイオ」
のウリはそのままに価格を13万円前後(オープン価格)に抑えた待望の商品。
広がりゆくバイオの世界、最新作はDCで…ってそりゃ「バイオハザード」!!
4)『音声認識でらくらくパソコン』
パソコンやインターネットが流行しているが、キーボードについていけないと
いうお父様方に朗報。音声対応でパソコン操作ができるサービスが始まった。
一つめがDLJ証券がIBM、日立と提携し、4月から開始する“音声での株
式ネット取引”サービス。パスワードと暗証番号以外は、すべて音声での入力
が可能となる。くれぐれも言い間違いにはご注意!といったところか。もう一
つがKDDが開始した音声メールサービス「メール・イン・ワン」。送り手が
パソコンを使えなくても、電話に吹き込んだメッセージを音声ファイルにして
メールアドレスに送信してくれる。1回で吹き込めるメッセージは最大30秒。
受信者は予め専用HPにて登録し、アクセス電話番号等をもらう必要がある。今
後、高齢化や障害者対応として、さらに便利なサービスの登場に期待がかかる。
5)『デジカメレンタルサービス』
デジカメは欲しいけど「使ってみなきゃ分かんないしィ」という方やちょっと
だけデジカメ使いたいという人には朗報!リコーは同社の製品を3日〜30日ま
で貸し出す「デジタルカメラレンタルサービス」を開始した。レンタルするに
はリコーのデジカメ関連ホームページ「リコーイメージネット」にまずアクセ
スし、会員登録。借りたい機種や期間を選ぶと見積料金が表示される。(基本
料金2500円+1日につき100円〜600円のレンタル料)その後クレジットカード
で決済。数日後に自宅にカメラが届くというシステム。カメラ本体の他にケー
ブルと専用ソフトが付くので、基本セットは揃う。最新機種となる230万画素
の「RDC-5300」もレンタル可能ということなので、購入を検討している人は
このシステムを試してみる価値ありだ。
5)『家電で「癒し」、気分は海・山』
ストレス解消に効果があるといわれる「マイナスイオン」を発生する機能のあ
る家電製品が人気。マイナスイオンは水滴が激しくぶつかりあい、弾けるとき
に発生し、滝つぼや波打ち際の空気中に多く含まれる。ほかに森林や観葉植物
からもでており、海や山で快適に感じるのはマイナスイオンの効果によるもの
だという。マイナスイオン発生機能を持った製品はエアコン、空気清浄機、フ
ァン付き天井灯などがあるが、高級機種に搭載されているため値段はやや割高。
とはいえ、オーデリックの天井灯は、ファン付き天井灯としては異例の月200
台を出荷し、ヒット商品となっている。忙しくて自然に触れる機会がないため、
自宅で気軽に癒し効果を得たいという人が、主な需要層になっているそうだ。
あの快適さが本当に手に入るのかなと疑い深い人は、近々ヤマギワ東京本店に
登場する展示室に足を運んで体験してみては?
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