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ネットビジネス １）『ハッカーからの警告』 最近ネットを揺るがしたニュースが「ハッカーの官公庁への侵入」。１月下旬 に科学庁や総務庁、経済企画庁等合わせて１１もの省庁のＨＰが、毎日のよう に次々とハッキングの被害に。内容はプレイボーイのＨＰに行けるようになっ ていたり、南京大虐殺関連の抗議が綴られていたりと様々。犯人は果たして愉 快犯の犯行か、はたまたサイバー・テロの宣戦布告なのかは不明。少なくとも ハッキリしたのは日本のネットワークシステムのセキュリティーの弱さ。今回 は国家機密の漏洩等の重大な事件は無かったが、もうすぐ来るであろうネット を中心とした世の中で、どれだけ自国の機密を守れるかということも大切な課 題になるであろう。今回の事件は、ハッカーからのひとつの警告だったのかも しれない。 ２）『ネットバブル絶頂期！？』 今年に入りソフトバンクの株価上昇・ヤフーの株価の１億円突破が話題となり、 インターネット関連の株価は軒並み上昇し、時代は『ネット・バブル』とまで 呼ばれている。インターネットをしない人には「ヤフー」って何？って感じで あったろう。また、現在ネットをしている人でも、数年前までは「ヤフー」の 存在を知らない人が大半だったであろう。そんな地味な会社（失礼！）が１億 円を超える株価をつけるのは、近い将来のネットビジネスを見込んでの投資が 多いのであろう。日本ではネットビジネスはまだまだ始まったばかり。しかし、 「バブル」と名のついたものは、いつかバーンと弾ける日が来る。いつまでも バブってると大ヤケドしまっせ。なんて、もうヤフー株に手が届かない凡人の ヒガミなのかもしんないけど。（笑） ３）『ソニーからの新たなる提案「ソニースタイル」』 ソニーは2/1から自社の家電商品をインターネットで販売するサービスを開始 した。サービス名は「ソニースタイル」。なんだ、ただのメーカーのネット通 販じゃないかと思うだろうが、それだけではない。現在オープンしているのは ソニーのパソコン「VAIO」シリーズで、パソコンの仕様用途により、いくつか のパッケージの提案を行っている。（例えばビデオ編集、ビジネスユース等） つまりソニーからライフスタイルそのものの提案が行われている場だと思うと わかりやすいだろう。さらに楽しみなのが、今後予定されている、個人のカス タマイズサービス。ここでしか手に入らない色のコーディネートや、カードラ ジオにオリジナルの写真が入れられる等、コンテンツは今後も増えてゆく。ま さにソニーのバーチャルショールームとして大注目だ。 ４）『かわいい子には旅をさせよう！「美穂の旅」』 自分の分身が世界各国へ旅に出て、旅先からメールが届くというのが話題のHP 「美穂の旅」。口コミで広まっていて、登録者数は２万人以上、毎日千人単位 で利用者が増加中だ。登録は簡単。メールアドレスと簡単なプロフィールを書 いて登録（無料）。あとは分身を旅に出すと一段落。分身は世界各国へ旅に出 て、毎日けなげにメールをくれる。メールだけでなく旅先から写真を届けたり （Web上で見られる）、同じ旅仲間と知り合ったらメル友になれる可能性もあ る。第２言語では英語も選べるので、外人とお友達にもなれるかも。さらに、 運が良ければ、本当におみやげを買って帰るコトもあるらしい。ちなみに私の 分身WakuWakuくんはサンフランシスコに飛び、いろいろなトラブルに巻き込ま れながら、現在マイアミにむかってるので、どこかで出会ったならヨロシク。 ４）『プレイステーション・ドットコム始動』 プレステ２を家庭用ネット端末として、電子商取引を展開する新会社「プレイ ステーション・ドットコム・ジャパン」が２月18日から動き出した。出資企業 はSCE、セブンイレブン、TSUTAYAのCCC、デジキューブ、ハピネット、ナムコ、 コナミ、スクウェア、エニックス、カプコン、バンダイ、コーエーの名だたる 異業種11社。新会社では、まず３月４日に発売されるプレステ２の本体とソフ トの販売を行う。今後はDVD等のプレステ２関連ソフトの販売、また2001年か らはネット配信による音楽やゲームのダウンロードも計画されている。２月18 日のオープン日にはプレステ２の予約販売が始まるとあって、一度に大量のア クセスが集中し、システムが一時ダウンした。これもプレステ２の人気の表れ だが、同時に日本のネット環境の脆さも指摘されることとなった。 ４）『ネットで生まれ変わるマガジンサイト』 様々な雑誌がインターネット上でも見られるようになったが、ついにゲームの 総合誌「ファミ通」（アスキー）もネットで情報提供することになった。３月 １日から始まるそのサービス名称は、その名もスバリ「ファミ通ドットコム」。 ゲーム紹介をメインに、音楽、映像ソフト、ハイテク商品などの情報も網羅し、 総合エンターテイメントサイトとなる予定。まぁつまりプレステ２がマルチ展 開するにあたって、ファミ通も生まれ変わろうということだ。いっそのこと、 「プレス逓」とかにすればいいのに（笑）。雑誌関連でもうひとつ。情報誌 「ぴあ」のインターネットチケットサービス「＠チケットぴあ」を会員専用か ら一般向けに開放。また同時に「＠グルメぴあ」も開設。首都圏3000店の飲食 店情報が得られる上、割引や予約もできる店もあるので出かける前に要チェック。 ４）『歌手から赤ちゃんまで、ネット“育成”ブーム』 今、ネット上では様々な育成ビジネスが展開されている。音楽制作のワンネ イションでは、インターネットを通じた新人アーティストの発掘＆育成事業を 開始。同社のHP上で応募者は自分たちのPMビデオを流し試聴者の反応を見る。 ライブ鑑賞希望者を募り、応募多数地域にて競売方式でチケットの値段を決め ライブを開催。一定以上の支持を獲得できればCDデビューという流れ。一方、 米国ではネット上でバーチャルベイビーを養子にもらい育成するソフト「ベイ ビーズ」（約￥3000・Mindscape）が話題。養子同意書に賛同したら、おしめを 替え、しつけをし、遊んだりしながら育てていく。話しかけることで親の声を 識別し言葉も覚える。HPには洋服やおもちゃのストック、親同士の育児相談や 育児センター、孤児センターなども設置。孤児センター？バーチャルの世界で も、子捨てや虐待をする親がいるってことですか！？ ４）『ネットで大学、修士号』 ついにネットで大学に行ける時代が来た！４月にオープンする、日本初のバー チャルユニバーシティ「人間総合科学大学」がそれ。同大に入学すると電子メ ールアドレスが配布され、インターネットでアクセス。３次元ＣＧで作られた 「バーチャルキャンパス」で友達や先生と話すことが出来る。もちろん所定の 学科を修了することにより大学卒業者と同じ「学士」の資格がもらえる。 さらに上の「修士号」を目指すならばこちら、米国モンタナ州立大学「ビリン グス校」だ。米国ではいくつもの大学でインターネットによる「修士号」が取 得が可能だが渡米が必要。このシステムでは一度も渡米せずに、日本でカウン セリングや試験が受けられる。こちらもＨＰを使ってのクラスルームや交流を 持つ機会がある。これならもう大検は古いな。 ５）『インターネットで広告収入』 インターネットの画面を開くだけでお金がもらえる。そんなおいしい話ってある のだろうか？All Advantage.comのＨＰで個人登録をして、インターネット画面 にすると広告（バナー）が出てくる。それをじぃっと見つめているだけで（別に 見つめる必要はないらしい）表示時間がカウントされ、報酬が貰えるという。も ちろん表示時間が長ければ長いほど金額がアップする仕組み。さらには、このシ ステムには紹介制度があり、紹介者が登録すると、さらにその人の分も金額アッ プ！ってことは早く始めればそれだけ収入があがるというもの。早く始めなきゃ ・・・ちょっと待てよ。このシステムって何かに似てない？昔、この手の商売で 痛い目にあったなぁ（笑）。何ともいえないけど、どっちにしても自分の判断で やるべきでしょうね。楽して金もらっちゃあダメ、ダメ。 デジタル機器 １）『携帯電話につけ替えましょ』 そろそろ巷の女子高生は、凝った着メロやジャラジャラストラップに飽きてき たらしい。では何をつけ始めたかというと、いろいろな機器を外付けしている。 タカラから発売された「なんちゃってホン」はレトロな電話機の形やバナナの 形をした外付け受話器。一見不必要に思えるが、実は携帯で長電話するのには こっちの方が都合がいいらしい。また、ヘッドホンで音楽を聞いていても、着 信すると音楽を自動的に切ってくれる「ミューティー」も機能性が重視。さら にNTTドコモからは携帯で写真が送れ、ペンタッチでメールも送れる「キャメッ セプチ」やメール作成がもっと簡単にできる「ｉボード」(N502i専用)が発売 される。どうやら無駄な飾り物に気づき、実用的な携帯外付けグッズにシフト をしているといえよう。 ２）『Windows2000発売』 マイクロソフトから企業向けOS「Windows2000」が2/18に発売された。今回は 以前に発売された「Windows95」「Windows98」のような個人向けではなく、 企業のネットワークを管理する高性能パソコンや、オフィスのパソコンを対象 にした上級者向け製品となる。この2000は「WindowsNT」の流れをくむもので、 システムの安定がウリ。同時にいくつかの操作をしていても動作が遅くなった り、フリーズが起こったりしづらくなっている。さらにセキュリティが向上し、 複数の人間がひとつのパソコンを利用してもパスワードでユーザー別の管理が 出来る。発売に関しては個人用と企業用の混乱を懸念して、マイクロソフト側 から「初心者にはお勧めしない」と記者会見を開く一幕も。ちなみに95、98の 後継機種は「Windows ミレニアム」（年内発売予定）なので、しばしお待ちを。 ３）『次世代携帯電話戦争』 「ｉモード」登場から約１年。加入は420万台を突破。登場時はネットバンキ ングや占いとかしか出来なかった「ｉモード」は今ではカラーでインターネッ トが見れたり、ゲームもできるようになった。年内には「Java」を搭載し、コ ンテンツの拡充を図る。そして来年にはパソコンの５倍の速さでインターネッ トにつながる「W-CDMA」といういわゆる「次世代携帯電話」サービスが始まる。 海外の携帯電話もNTTドコモが仕切るのか？と思いきや、あちらも指をくわえ て見てはいない。英の携帯電話サービス会社「ボーダーフォン」と独の通信・ 機械の大手「マンネスマン」が2/4合併を発表。両社のねらいは、パソコンに 代わる携帯情報端末の大本命の「次世代携帯電話」。しかも照準はアジアだと いう。国を超え、会社を超え、世界統一規格の登場となるのか？ ４）『個性派パソコングッズ』 パソコンって基本的にみんな一緒の色・形をしている。せめて周辺機器だけで も個性的にという気持ちからか、変わりダネのパソコン・グッズが登場してき て人気を呼んでいる。シースルーやキャラクターものはもう古い。最近はレザ ーを使った、ちょっと高級感のあるマウスパッドやフロッピーケースがOLには 人気。（ホワイトデーの贈り物にいかが？）さらに個性派には「イ草のマウス パッド」（商品名「ねずみ畳」）を。（外人さんにウケるかもしれないので日 本土産におひとつどうぞ。）またさらに個性を求める人には、青銅製のマウス パッド「メタパッド」や津軽塗りマウスがオススメ。ホームページを探ると いろいろな周辺機器がみつかる。でも本当に個性を出すのなら、やっぱり手作 りするしかないでしょう！ ５）『ＤＶＤブレイクの日近し！』 DVD-Videoの再生が可能な「プレステ２」発売を目前にして、DVD市場に活気が でてきている。なんせ「プレステ２」は、発売から２日で100万台売ろうとい うモンスターマシン。DVDが盛り上がるのも必至とみられる。ビデオレンタル のTSUTAYAでは現在約800店舗でDVDソフトレンタルコーナーを開設。渋谷店で は約4000本のソフトやハード本体も貸し出している。ソフトではワーナー・ホ ーム・ビデオの「マトリックス DVD 特別版」が当初の発売予定日3/24を3/17 に繰り上げるという気合いの入れようで、プレステ２人気に便乗しようという 動きがみられる。また、東宝でも「ゴジラ2000」等のDVD化が発表された。沈 滞ムードがみられていたDVD、ここでブレイクして一気にスターダムにのし上 がるのか！（…でもLD消えないでね。最近話題のないLDユーザーの嘆き。） ６）『ボイス・コミュニケーション』 メールやチャットが流行り、人々の間では会話が少なくなって、コミュニケー ションの形も変わり始めた。しかし、基本は会話でしょ。声で聴くことって、 やっぱりうれしいもんでしょ。でも、「告白は恥ずかしいな・・・」というあな たにオススメが「メッセージフラワー」。造花のバラの中にマイクが付いてい てメッセージを録音できるというもの。好きな人の声をいつまでも保存が出来 る。また、文芸作品を声で聴きたいという人には、インターネットでの朗読サ ービスが始まっている。有料だが高齢者の方にオススメ。・・・えっ高齢者ではホ ームページへアクセスが難しいって？そんな方には音声だけでホームページへ とべる「スマートボイスVer3.0」がオススメ。「やっぱり声が一番」って文字 で書いてりゃ世話ないね。 ７）『なくなってゆくパソコン周辺』 パソコンやテレビの裏ってケーブルごっちゃごちゃで、綿ボコリかなんかあっ て、ちょっとヤなカンジ（私だけ？）。そんなもんなくなっちゃえばいいのに って思うよね。そんな願いを叶えてくれるのが「ブルートゥース」というワイ ヤレス規格。現在はまだ開発中だが、近い未来にパソコン、デジカメ、携帯電 話等がブルートゥースでつながり、データや音声を送受信できるようになる。 「なんだ先の話」と思ったらまず最初に小さいモノからなくしていきましょう。 日本ビクターが発売の「オプティカルマウス」。一見普通のマウス、何がなく なったかというと、裏を返すとボールがない。ゴミがつまってイライラするこ とがなくなるというスグレモノ。今後のコードレスの登場にも期待したいとこ ろ。それより私はこの世から杉の花粉がなくなることを願う！ハ〜ックション。 ７）『照明の革命、発光ダイオード』 従来の電球は電気を流すことで発生する熱を光として利用するもので、電球に 色を加えるにはフィルターで色をつけるしかないが、発光ダイオードは電流自 体を光に変換できる半導体で、光自体が青、赤、緑の色を持っている。英Color Kinetics社はマイクロプロセッサで色をコントロールし、1670万色出せるしく みのシステムを開発。消費電力は電球の1/10で、10年後には発光ダイオードが 従来の照明に取って変わり、デジタル家電としてパソコンで操作できる日も近 いという。ところで、その青色発光ダイオードを発明した徳島の大発明家、中 村修二氏を御存じだろうか。今、最もノーベル賞に近い人物といわれ、1999年 1月にも紫色半導体レーザーを発明、徳島県のベンチャー企業の研究員からこの ほど米カリフォルニア大の工学部教授に招かれた。中村氏曰く「創造性を発揮 することは非常識なことをすること」だそうで、今後企業内でなし得なかった 新たな大発明が期待されている。 |
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