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ネットビジネス １）『ネットdeミュージック』 いよいよネットを使った音楽配信の本格的な活動が始まった。インディーズだ けでなく、大手レコード会社も名乗りをあげた。さらに、音楽情報の提供サー ビスをするサイトや新会社も続々登場。音楽配信も一気にメジャー化しそう！ ・avex network：avex関係アーティストの音楽配信、情報、総合娯楽サービス ・music.co.jp：チューリップ、甲斐バンド等の懐かしの名曲の配信サービス ・bitmusic：ソニーミュージックのアーティストの音楽配信、情報サービス ・＠ぴあ：インディーズを中心にした有料の音楽配信、新人発掘オーディション ・レーベルゲート：SME、avex等10社が参入した、音楽配信サービスを行う新会社 ・Clush & Build Records：FM東京が始めた新人アーティスト発掘、育成サイト ・ライツワークス：音楽などのインターネット配信に対応した課金サービス ・TSUTAYA Online：iモード、J-フォンに続きIDOのEZウェブ、アクセスに対応 ・おりこんDD：ネット通販や音楽配信会社向けに300万曲のデータベースを提供 ・VIBE-NETドットコム：海外の音楽関連ニュースを無料配信するサービス ２）『インターネット商店街』 インターネットで何でも出来ちゃうから、あんまり外に出る必要がなくなって しまった。家電はソニーも松下のも揃うし、オンワード樫山、レナウン、ワー ルドのブランド衣料もネット通販を開始した。なんと生協までもがネット対応 を開始。さらにはネット郵便局ではメールで送った文章が手紙で届くという新 サービスが人気。本当に家の中で何でも出来ちゃうんだ。なんだか商店街みた いだな、なんて思っていたら、もうすでに仮想商店街もネット上にできていた。 「夢の街」では宅配弁当（ファンダース）やピザ屋（シカゴピッツアファクト リー）が入っていて、ネットで出前が注文可能。通販のベルーナの「ハッピー マーケット」ではスタート当初は約100店の出店で、衣料や食品等5000品目を 取り扱う。ウィンドーショッピングなんて言葉はウィンドウズショッピングに？ ３）『旅にでるならネットでね』 インターネットばかり見てないで、そろそろ暖かくなってきたので、旅にでも 出ましょうよ。そんな時に便利なのがネットの旅行販売。JTB、ソフトバンク、 ヤフーが共同で旅行商品のネット販売に取り組む。国内・海外のパック旅行か らホテルや列車の予約も行えるから便利だよね。さて、予約も済んだなら早速 出かけましょう。その時にはパソコンとデジカメを持っていくのを忘れずにね。 だって今ネットの世界では、リアルタイムにホームページ旅行記をアップさせ るのが人気なんだもん。ちょうど電波少年のように、その時の状況、感想をつ づる旅日記ってところかな。最近では雑誌とも連動したりして、ホームページ も増えてきてるんだ。ヤフーの検索にも「リアルタイム旅行記」という項目が あるんだ。これを見てるだけで旅行に行った気になるんだよね。ありゃりゃ。 ４）『ネット便利情報』 パソコンユーザーに便利な情報を２つご紹介。まず１つめは、パソコンを作業 中にデータがとんでしまった。「あーっっ！」と叫んでも後の祭り。こんな時 に限ってバックアップをとっていない。これ、マーフィーの法則（古っ！）。 そんな時に便利なのが「eClinic」というメンテナンスサイト。ここにアクセ スして専用の復元用ソフトをダウンロードし、指示に従うと、あれまデータが 復元されるという夢のようなお話。それでもダメな時はリモートアクセスによ り自分のパソコンを操作してくれるサービスもある。もう悪夢ともおさらばか。 もう１つが、パソコンソフトが高いとお嘆きのあなたに、朗報が。サーバーで 管理されたソフトを時間借りできる時代が来た。それがASP（アプリケーション・ サービス・プロバイダー）だ。でも結局、電話代高いんだよね。NTTィ〜！！ ４）『画質・音質アップにチャレンジ』 インターネットの画質や、音質って限界がある。高画質、高音質を望むと時間 がめちゃめちゃかかったり、特殊なアプリケーションをダウンロードしなくて はいけなくって、なんだかややこしい。そんな中でも頑張っているのが衣料関 係のバーチャルモール「スタイルクリック」だ。素材の質感やディティールが わかるように、洋服が360度回転したり、襟や袖がアップになったりする。そ れも極力特殊な技術を使わずに、お客様にストレスなく買い物をしてもらうよ うな心遣いをしている。またNTT-MEではインターネット技術を使い、音質を向 上させた国際電話サービス「ラブミーコール」を開始。値段も一般の国際電話 に比べると半額程度で、音質も同等程度だという。様々な分野で画質や音質の 向上が研究されているが、そのまま使えることって大事でっせ。 ５）『お金はネットで動く』 カードで決済が当たり前になってきた世の中だが、さらに進んで、今やネット で決済が主流になりそうだ。電通テック等は通産省と協力のもと、ＣＳ放送と インターネットを結んだ電子商取引システムを開発。利用者はＣＳ放送を見な がら欲しい商品があればリモコン操作の要領で、画面で商品を注文。受信機に 組み込まれたインターネット接続装置により、決済されるというシステム。年 末の実用化を目標にしている。また、伊藤忠、三井海上、大和生命などは2001 年の初めにネット決済の専門銀行「eBANK」を設立することを発表。数百円、 数千円といった少額取引を業務の中心にすることにより、ソニー等のネット銀 行との差別化を図る。現金がこの世からなくなるというのも、そんな未来じゃ なくなりそうですね。（新500円玉に未来はあるのか？） デジタル機器 １）『携帯電話「次世代」競争幕開け』 世界中で使え、動画の伝送など高速データ通信も可能な次世代携帯電話の事業 免許をＮＴＴドコモとＪ−フォンが申請した。ドコモは2001年５月からサービ スを開始する予定。また、郵政省はドコモやＳＣＥなどと共同で次世代携帯端 末向けにゲームや音楽、映像など多様なソフトを携帯端末で簡易に利用できる ような配信技術の開発に乗り出す。一方、今後同様の申請を予定しているＤＤ Ｉセルラー＋ＩＤＯは、一足先に４月から現行方式の「CdmaOne」を韓国と香港 でも使えるサービスを始め、エリアを順次拡大していく計画という。国際携帯 電話は確かに魅力だが、次世代携帯電話が普及するかどうかは、現在の携帯電 話より使いやすく高機能なサービスが合理的な料金で提供されるかどうかにか かっている。サービスを開始するまでの各社の経営判断が注目される。 ２）『進化するＤＶＤカーナビ』 今や車の必需品という印象さえあるカーナビ。ＰＳ２で市民権を得たＤＶＤも カーナビの世界では既に人気者、そこで一歩進んだＤＶＤカーナビが登場。 三洋電機『ＤＶＤゴリラ』はナビゲーション機能の他に、映画などのＤＶＤソ フトが楽しめる。車に乗る機会が少ないカーナビ保持者は、普段は家でＤＶＤ プレイヤーとして活用、必要な時だけ車に搭載という効率的な使い方ができる。 一方、基本性能を見直し機能を向上させたのがパナソニック『CN-DV 3300 GWD』。 音声による操作が可能なボイスコントロール機能を強化、レスポンスが速く即 座に用件を尋ねて来る。高精細モニターにより表示も詳細でリアル。先頃一部 の料金所で試行が始まったＥＴＣ（有料道路自動料金収受システム）にも対応 しており、まさにタイムリーな新商品といえそう。 ３）『パソコン周辺ニューフェイス』 iMacのおかげでパソコン周辺機器にも可愛いものが続々登場しているが、見 た目も良く性能も価格も優れものなのが『マクセル プリンＭＩ』(２万9800円)。 見たことない不思議なデザインのデジタルカメラで、パソコンにつなげばノー トパソコンがたちまち動画カメラに。撮った画像は保存もＯＫ。結構きれいに 映るのも自慢で携帯電話をつなげればテレビ電話も楽しめる。もうひとつは去 年のクリスマスにアメリカでバカ売れしたというパソコンにつなげられる『デ ジタル顕微鏡』。インテルと玩具メーカー・マテルが共同開発、プラスチック の外見はスケルトン仕様できれい。パソコン上で観察（最大倍率200倍）、画 像の保存、動画の再生、画像の加工もできる。普通数万円はする顕微鏡がなん とソフト込みで１万4800円とお買得。子供たちの夏休み自由研究をあて込んで ６月に発売予定。わが子をファーブルにしたい人は即購入！？ ３）『ＰＤＡで激突！パームVSマイクロソフト』 アメリカで人気のＰＤＡ（小型情報端末）の『Palm3C』、『Palm5x』の日本語 版がついにお目見え。小さければＯＫだったモバイルシーンに見た目もイケて るパームの登場で早くも話題に。メールはもちろん、スケジュール管理やデー タ通信、ゲームまで限り無くカスタマイズが可能。周辺機器やグッズ類の充実 も人気の秘密。グッチやヴィトンのお洒落な専用ケースは早くも入手困難、ス タイリッシュなモバイル生活を目指す人は注目！一方アメリカではマイクロソ フトがパームに対抗した『ポケットPC』を発表。ヒューレットパッカード、コ ンパック、カシオと提携、インターネット利用はもちろんＭＰ３再生、電子ブッ ク機能も搭載。アメリカではパームがシェア８割以上を誇っており、マイクロ ソフトは弱い立場。新しい製品を発表してこの分野での巻き返しを図っている。 ソニーも８月にＰＤＡに参入予定とのことで、今後闘いはますます激化しそう。 ４）『役に立つもの、立たない(？)もの。ＰＣソフトあれこれ』 パソコンの普及率の増加でソフトも多種多様になってきた。最近話題のユニー クなソフトをご紹介。まず、日立製作所が開発した手話アニメソフトは、日本 語の文章を入力するだけで手話のアニメがモニターに登場する。これまでのよ うに複雑な操作は必要もなく、誰でも扱えるという。一方、なんの役にも立た ないようなジョークソフトも人気。子供のいたずら「ピンポンダッシュ」が画 面上でできるようなものや、ビニール製の緩衝剤「プチプチ」をつぶすだけの ソフトなど種類は様々。インターネットなどを通じて配付されており、ほとん どが無料。役に立たないことや無駄なことが人生を豊かにするのと同じように パソコン文化を豊かにするジョークソフト。とかく根を詰めてしまいがちなパ ソコンでの作業だから、こんな息抜きも効果的。試してみては？ ５）『こちらも激化、記録メディア戦争』 ソニーの音楽や映像などを記録する半導体内蔵の次世代記録メディア『メモリー スティック』の小型版『メモリースティックDUO』が来年登場する。小さな切手 大の小型カードは従来の約半分程の大きさで携帯電話や時計などの小型機器に も搭載でき、着脱式のカートリッジをつけると通常サイズと同じ大きさとなっ て従来の機器にも使える。さらにメモリースティック大の小型モデムやカメラ、 マイクなどの開発にも新たに取り組む方針で、パソコンやＰＤＡに差し込むこ とでハードの機能を簡単に拡張できるようにする。対する松下・東芝連合のSD カード陣営は製品化でソニーに後れた分参加企業の多さで世界標準を勝ち取る 構え。メモリー戦争の軍配はどちらに上がるのか興味深いが、消費者にとって は自分の買った規格が負け組になるのは避けたいというのが本音。今のところ は見守るのが得策かも。 ５）『留守録できるドアフォン』 最新の新築住宅では当たり前になりつつある「ドアフォン」システム。来客が チャイムを押すと、室内の人と会話ができるというものだが、会話だけではな く、小さなカメラで顔の確認ができるものも珍しくない。サンシャインの『楽 楽システム』は留守中に訪ねてきた人たちの顔を16枚まで録画・再生できる機 能を搭載した。また、松下通信産業からは携帯電話を使って来客応対ができる テレビドアフォンを５月に発売する。来客がドアフォンを押した10秒後に自動 的に携帯電話やＰＨＳにつながるので、近くの公園に出かけていても宅配便が 来たら帰宅するといった使い方も可能。こちらも訪問者の顔を32枚まで自動録 画できる。空き巣というのは留守かどうかを確認するためにチャイムを押すこ とが多いらしく、証拠をばっちり押さえられるので、留守中の空き巣対策も万 全。 ５）『ＣＭ聞いたら４分無料』 少しでも電話料金を安くしたいというのは誰もが同じ。ＣＭキャラにコギャル のカリスマ、浜崎あゆみを登場させているツーカーセルラー東京は、通話の最 初と途中で流れる音声ＣＭを聞けば、最大４分間の無料通話ができるというサー ビスを７月から試験的に始める。先行モニターをインターネットのＨＰを通じ 6000人募集、2001年３月まで使ってもらい、通話やＣＭの長さを検討した上で 2001年４月から本格サービスを行なう。ただし利用できるのは１ヶ月に10回、 最大40分間に限られるとのこと。かけた相手にもＣＭを聞かせなければならな いので、相手を選ぶサービスではありますな。 ５）『ファイリング上手になれるソフト』 インターネットのお気に入り機能がもっと見やすくなるソフトが登場した。今 までは細かい字だけがズラズラ並んでいただけのお気に入り機能が『ウェブ・ ランチャー』を使えばお気に入りHPの画像をマルチ画面状態に表示してくれる。 画像をクリックすれば当然アクセスできるし、追加の操作も簡単。価格はたっ たの800円、購入はホームページからのダウンロード方式のみ。続いて『Cross Mediator for Video』はテレビチューナー内蔵のパソコンで録画した番組の 映像を管理するソフト。録画した映像はシーンごとに静止画面の見出しが付き、 静止画をクリックすると、そこから映像が流れ始める。その上、検索キーワー ドを打ち込むと音声で認識し検索するすぐれもの。デジタル放送が増えるにつ れて、テレビのチャンネル数も飛躍的に増加、録画する番組数も莫大な数になっ てしまう人にはまさに必需品となるはず。 ６）『ＨＡＶｉ』 日本と欧州の大手電機メーカー８社が集まって作られた『ＨＡＶｉ』はメー カーの壁をこえてＡＶやデジタル機器を接続し、ＰＣ不要で制御できる新規格。 これによりデジタル電話とＤＶデッキを接続して出先からテレビ番組を予約し たり、ホームサーバーを設置してインターネット経由で音楽や映画、データな どを取り込むことができる。さらに『ＨＡＶｉ』により、新しい種類の機器が 登場しても接続が保証されるだけでなく、新たな機能が追加されてもその機能 をインターネットからダウンロードすることも可能になるという。今後冷蔵庫 や電子レンジがデジタル制御されたら、冷蔵庫の中身から電子レンジがメニュー を考えてくれるなんて主婦にとっては夢のような機能が実現される日も近い？ （その上料理も作ってくれたら言うことないんだけどな。） ６）『ショッピングが変わる？バーコード試聴器』 近頃オープンした服飾雑貨ショップに何やら見かけない機械が登場。商品の裏 についているバーコードを機械にかざすとモニターに商品説明のVTRが流れる バーコード試聴器だ。約20商品のデータをサーバーに蓄積でき、販売員に声を かけなくてもその場で商品情報が得られるのが大きなメリット。化粧品などの 販売に威力を発揮している。開発したのはソニーマーケティングで、様々な応 用版もある。映画のセルＤＶＤのバーコードをかざすとその映画の予告編が流 れる仕組みのものは山野楽器に登場。旅行代理店やコンビニなどに展開してい く予定とのことで、今後ショッピングの仕方が変わるかも。 |
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