１）『ｉモードの新サービス「ｉアプリ」スタート』
　NTTドコモはｉモード向けの新サービス「ｉアプリ」を１月26日より開始した。
　ｉアプリではJava技術により、ソフトをネット上からダウンロード出来るのが
　ウリ。ソフトもバラエティに富んでいるが、特筆すべきものはゲーム。パック
　マン、インベーダー、テトリス等の懐かしの定番ゲームがずらりと揃う。いわ
　ばミニ・ファミコンといったところ。大手ゲーム会社も多数参入しているため、
　今後のゲーム戦争の場は携帯になるのか！？尚、ｉアプリ対応の携帯電話は、
　1/26に同時発売した松下(P)と富士通(F)「503i」シリーズの２機種×３カラー
　（価格はオープン）。256色の大画面カラーを使い、さらに16和音のハモメロ
　対応と大ブレイクも必至！また、ドコモはｉモードの世界展開も視野に入れて
　おり、９月にオランダ、ベルギー、ドイツで、来年には北米での展開を予定し
　ている。日本発のｉモードが21世紀の世界的ヒット商品になるのか、期待大。


　３）『PCを超える驚異的発明、IT別名ジンジャーってなに？』
　米国の著名な科学者ディーン・ケイメン氏が世界を完全に変えるような発明を
　したという情報が流れた。彼はこれまでに透析器やiBotという画期的な車椅子
　を発明している。このIT/ジンジャーに関する情報は、モデルは２種類、小型で
　2000ドル程度ということだけ。そのため同氏が発明したということでメディア
　が過熱しすぎ、ケイメン自身は世界を揺るがすものを期待しないようにと警告
　する声明を発表。確かに、PCやインターネットを超えるほどの発明と言われれ
　ば、なんだ！なんだ！とワクワクしてしまうが。現在有力な情報としてジンジ
　ャーはスターリングエンジンを動力としたスクーターではないか、ということ
　だ。同氏はこのエンジンの設計概要を記した特許を持っており、省エネで環境
　に優しい動力ということだ。スクーターが世界を根本的に変えるとは思えない。
　しかし、スターリングエンジンが実用化されると、環境を汚染しない安価な動
　力源となりそうだ。我々の憶測が過剰な期待になっているとはいえ、環境問題
　等に少しでも役立つのであれば、ケイメン氏の発明にはおおいに期待したい。　


　４）『ケータイがマルチ情報端末となる日』
　PHSへの音楽配信を皮切りに、ケータイは今後も進化し続ける。高速通信の実
　現が、携帯電話の第３世代（3G）の重要ポイントだ。まず、動画配信のスムー
　ズ化。ミュージッククリップやカラオケの配信、それに個人間での動画コミュ
　ニティ（TV電話やTV会議など中継放送）が賑わいそう。また、平均誤差10ｍ
　で位置情報が取得できるGPSを動画と連動すれば、ナビゲーションや緊急通知
　も可能。この機能、今注目の商店街特売情報メール配信サービスに活用して、
　現地点から一番近くてその日一番安いお店の位置がわかるようにならないもの
　だろうか？そしてさらに高速通信はケータイのカスタマイズ性も広げる。Java
　対応家電の普及次第で、携帯電話がリモコンとなる日も近い。その上、3Gのセ
　キュリティ強化のために標準搭載されるUIMカードで、携帯電話は電子マネーの
　財布や定期券・切符の代わりに！これら全ての実現は２〜３年後の話だが、ケ
　ータイはその多機能性から今以上に生活必需品になるだろう。その機能をどこ
　まで使いこなせるかは別問題だが。


　６）『赤ちゃん安心グッズ』
　少子化の時代なので、ベビービジネスは厳しいと思われている。ところが、１
　人の子供に対する支出の率は上がっているという。そこに目を付けた（？）の
　が、おもちゃ会社。まずバンダイからは、赤ちゃん向けリラクゼーショングッ
　ズの「おやすみ水族館」が登場（２月下旬発売、6800円）。このおやすみ水族
　館は、丸い水槽の形をしており、水の中のおもちゃの金魚が動いたり、赤ちゃ
　んが喜ぶ音楽や、波の音、小川のせせらぎ等のヒーリング音も流れる。これで
　赤ちゃんもストレス解消か！？一方、トミーからは、離れた場所でも赤ちゃん
　の様子がわかるモニターカメラ「ＴＶベビーモニター」が登場（３月15日発売、
　１万9800円）。暗い部屋でも見られる赤外線カメラでの映像をＴＶでモニター
　するだけでなく、他の番組を見ていても泣き声や物音に対応してランプが点灯
　するシステムになっている。赤ちゃん安心というより、お母さん安心ですね。