1)『携帯は小さなマルチメディア』
携帯電話に機能が付加されることにより、携帯はどんどんマルチメディア化し
てきている。先日発表されたタカラの玩具ロボット「DREAM FORCE 01」(今秋
発売/携帯対応型7万8000円)は、携帯をリモコンがわりに操作できる。おま
けに、ロボットの見ているものを携帯の画面で見ることも可能になっている。
また、株式会社アランのサイト「キューホン」では携帯でダウンロードできる
割引クーポンを発行。先日行われた映画の試写会では、入場券のかわりにバー
コード画像を配信。会場にて携帯内のバーコードを読みとって入場するという
未だかつてない光景が見られた。さらに巷には、携帯を使って決済が可能な駐
車場も登場。携帯からセンターに電話をして、駐車場の管理番号を入力するだ
けでOKという手軽さがグー(事前登録は必要)。携帯ひとつで便利モンです。
2)『安全運転支援システム&サービス』
車の性能は上がっても、なかなか減らないのが事故。そこで、安全に運転が出
来る新システム&サービスをご紹介。まずは、国土交通省と自動車メーカーが
開発を進めている「高度道路交通システム(ITS)」。ITSは道路側に設置され
たセンサーが死角にある車等の危険を感知すると、モニターや音声で運転手に
伝え、自動的にブレーキがかかるというスグレモノ(もちろんITS対応の車で
の話です)。2003年から試験運用が開始なので、実用はまだ先か。今すぐに出
来るモノを!という方にはコチラをオススメ。3月30日から開始するのが「高
速道路自動料金収受システム(ETC)」。高速の料金所をノンストップで通過
でき、渋滞緩和と運転操作の軽減に繋がる。他社に先駆けて三菱電機から3月
15日に通信装置が発売される。他にも、安田火災はネットの地図上で事故情報
がわかる「ひやりマップ」を契約者向けに公開。これでもう安全・安心。
3)『着たまま使える、IT機器用ウエアが続々』
携帯電話で写真が撮れたり、デジカメで音楽が聴けたり…というのが日常的な
風景になってきた昨今。今度はアパレルメーカーが電器メーカーと共同で、デ
ジタルオーディオプレーヤーやPDAなどの自社IT機器を発売したり、それを
使いやすいように工夫したファッションウエアを続々発表し始めた。ナイキは
ポケットにヘッドフォン用のコードホールを内蔵した「クライマFITストレッ
チジャケット」(1万2800円)などを販売。アメリカ松下電器からは、ヘッド
フォン一体型の「e-wear」(価格未定)を東京とニューヨークで秋頃販売する。
さらにIT機器ウエアの波はフォーマルスーツにも。オンワード樫山はICBとの
コラボレートで、PDAオリジナルモデルをセットしたスーツ「parm computing」
(5万9000円)を、各店舗20着限定で3月10日発売。ビームスは、PDA「パー
ムm100」の自社バージョンをパームと共同制作、3月末にはPDA専用の内ポケッ
トつき男性用スーツ(商品名未定)を8万円前後で発売予定。いよいよIT機器
も、ファッションとトータルでコーディネートする時代になってきたようだ。
4)『ネット利用で生活が変わる』
インターネットの普及により私達の生活も様々な面で便利になってきている。
そんな中、またネットを利用した新たなシステムが開始する。まずは4月に名
古屋で開始するのが「コンビニ警察」。これは愛知県警が始めるもので、強盗
に襲われることが多いコンビニにデジタルカメラを設置し、事件が起こった時
にネットを通して警察署に画像が送られるというもの。今後は警察署からコン
ビニに家出人や犯人の情報を配信することも考えられており、コンビニの交番
化が始まりそう。変わって次の話題は、自分の今日の気分に合わせた音楽を検
索してくれる「Tower TPO Music File」。これはCD専門店のタワーレコード
が2月から始めた新サービスで、簡単なアンケート式の質問に答えると、CD
を選んでくれるというもの。もちろんネットで購入も可能。ネットって便利!?
|