１）『携帯電話は「電話」じゃないの？』
　電話…1876年ベルによって発明された音声を電流の変化によって相手に送り声
　を届けるもの。月日は流れかつてはごく一部の人しか持ち得なかった携帯電話
　も３人に１人が持つ時代。でもいつの間にこんなに何でもできるようになった
　のか？今月実験的にスタートしたのが「Cモード」（NTTドコモ、日本コカコー
　ラ）。事前にｉモードで会員登録をした携帯を自販機の認証装置にかざしお金
　を入れるとポイントが蓄積されケイタイがプリペードカードに！たまったポイ
　ントで飲料だけでなく、オススメの店のクーポンなども発行。またPCで作った
　単語帳のデータを携帯で引き出し外出先でも効果的に単語を学べる英単語ソフ
　ト「翻訳これ一本　2002」（シャープ・9800円〜）、携帯電話の速報性を生か
　した時間帯別占い「時占い」（J-PHONEユーザー向け・アコム）、応急手当て
　や介護の仕方などの情報検索ができる「家庭の医学」（DDIポケットユーザー
　向け）、現在いる観光地の情報を携帯に自動配信するサービス（NEC）なども
　開始。本来の「電話をかける」機能はいずこに？？


　３）『ネットで勉強〜Ｅラーニング〜』
　常時接続の普及とともに、いま俄然注目を浴びているのがネットを使ったお稽
　古ビジネス「Ｅラーニンング」。忙しい人でもリアルタイムで、しかも安価で
　参加できるとあって人気。中でも注目したいのが国際化社会に必須の英語。10
　月から日本初の音声認識システムを使ったインターネット英会話を始めるのは
　イーランゲージ。発音の採点も可能で、マイクとヘッドホンがあればいつでも
　どこでも英会話の練習ができる。料金は月3000円也。また24時間といえば「NO
　VA」のテレビ電話を使ったレッスンがある。これで残業帰りの夜遅くでも学べ
　る。他に注目すべきはMIT工科大学・宮川繁教授のウェブオンライン講義の録画
　配信。世界トップレベルの講義を無料で聞くことができる。そう言えばマイク
　ロソフト日本法人はこの夏、入社試験をネット上で行った。書類選考通過者に
　のみパスワードを付与、受験者は試験サイトにログインし問題を回答する運び
　で、受験生からは自宅で緊張せずにできたと好評だった。ネットの登場により、
　学びの場は時間と場所を問わなくなった。あと必要なのはあなたのヤル気のみ。