１）『誰でも飲める、飲みたくなるお酒』
　今までどうも“お酒＝オヤジ”と、酔っぱらいの印象が強かったが、誰でも気
　軽に飲みたくなるお酒が多彩に登場。水やお湯で割ると桃色に変わり飲みやす
　い「野いちごの恋」（神楽酒造・2000円）、アルコール度数を５％に抑え飲み
　やすさを追求した発泡酒、その名も「風呂上がり」（サントリー・350ml 145
　円）等は女性でも気兼ねせずに飲めそうなお酒。そういえば昨今各社凌ぎを削
　る缶チューハイ競争もビールやウイスキーなどよりアルコール分が少なく、ジュ
　ース感覚で飲める気軽さがウリかも。またお酒の王様ビール業界も黙っていな
　い。缶ビールのプルトップに取り付けるだけで家庭でもビアガーデン並みのク
　リーミーな泡が楽しめる「ミニビアサーバー」（リーエント・880円〜。泡の秘
　密は先端部の素焼きスティックにあり！）や、ビールを注いで５分経つと底か
　ら文字が浮きでるビアジョッキ（京都・陶光庵で発売）など、外見でも勝負。
　この夏はお酒三昧だっ！あ、でもお酒は二十歳になってからネ。
　

　２）『疲れ解消にひと役買うグッズ、あれこれ』
　会社帰り、コンビニに寄ってふと思うこと。特別用もないのに立ち読みしたり
　お菓子を買ったりして、まるでバーか銭湯感覚で仕事の疲れを流そうとしてる
　人がすごく多いのね。私もその一人だけれど、最近夜もぐっすり眠れないし…。
　それで私、探してみました、疲れ解消グッズ。まずは「ストレスメーターガム」
  （カネボウフーズ・70円）。疲れてる人が噛むと緑のガムが赤くなるんだって。
　これでストレス度をチェック！で、疲れてたら部屋で一人、ゆっくりお茶をた
　てるんです。え？茶道なんか習ったことない？大丈夫、ゼーダ・カンパニーが
　出してる速修キット「茶楽」（２万27000円）で、私も覚えたばかり。テレビの
　前でダラーッとしたりパソコンを長時間使う時は、10月発売予定のクッション
　入り部屋着「エアスーツ」（ロフテー・２万円前後）が良さそう。おやすみ前
　には、癒しの香りが配合された「スリープスプレー」（ロフテー・1500円）を
　寝室にさっとひと吹き。これで目覚めもスッキリ。最後に、ストレスの原因の
　職場を何とかしたいよね。東京のZOOという会社が始めたオフィスペット事業は
　期待大！ワンちゃんがオフィスに出勤、みんなを癒してくれるんだって。


　３）『メシもパンも個性の時代』
　毎日食べても嫌いにはならないパンとメシ。でも、普通のパンよりもっちり感
　が持続する敷島製パン「超熟」は、飽きない味わいで好評。そして米に「雑穀」
　を混ぜ、よりヘルシーにメシを食べることも注目されている。実はパンやメシ
　にも変化が求められている！？この頃のパンもメシも個性派ぞろいなのだ。商
　店街（笹塚）に自転車でやってくる唄うパン屋の名物クリームパンや、１日2000
　個限定で入手困難なアンゼリカ（下北沢）の幻のカレーパン、中華風お茶漬け
　と言われる「スープチャーハン」や、えび＋ごはんでもピラフではない「えび
　めし」の未知の味など。また、内装からこだわりづくしの店、デュヌ・ラルテ
　（青山）のアート感覚のパンや、居酒屋で味を研究する濱田屋（三軒茶屋）の
　和素材のパンは、折に触れて食べたくなるオリジナルの味。セ・エフ・ア ラ
　ブランジュリの販売するレストランのパンは、時には味わいたい贅沢な味だ。
　このようなパンとメシの個性化現象、そろそろ主食という定位置に飽きて、食
　卓の主役までねらっているのかも！？


　３）『21世紀の冠婚葬祭事情』
　今までは通り一遍ともいわれた冠婚葬祭ビジネスにも新しい波が到来。まず幸
　せさんには来月からスタートする結婚式のビデオ付きホームページ作成サービ
　ス（メガフュージョン、日本綜合テレビ）がオススメ。映像のほか新郎新婦の
　メッセージなどをHPで３ヶ月掲載しCD-ROMに収録。費用は10万円前後で結婚式
　にも行けなかった知人も満足、若いカップルを中心に人気が出そう。また「ウ
　エディング・プランナー」なる職業まで登場。予算・会場の仕切り、はたまた
　カップルの精神状態のケアまでプロデュースしてくれる。そして、人生の最期、
　お葬式のスタイルも様々。厳かかつ派手にするなら帝国ホテル大阪が企画する
　音楽葬に注目。関西フィルハーモニー管弦楽団の演奏協力で生前の在りし思い
　出を参列者が語り合う。費用は室内オーケストラで170万円。最近は交通の便が
　よく食事などが手配できるホテルでの「お別れ会」のようなパーティー形式の
　お葬式も増え、暗いムードも少しは和み気味？