１）『イライラとさよならするためのグッズ』
最近ストレスで参りがちな会社員のＡ子さんは、決意を新たに禁煙することに。
今回はたばこの禁断症状を軽減するニコチンガム「ニコレット」（武田薬品工
業・48個入り3950円）が薬局で買えるから自信アリ！絆創膏タイプの「ニコチ
ンパッチ」も大正製薬から近々発売予定で、強い味方になりそう。食後は「生
ハーブ茶四季ブレンド」（カナックス・１カップ180円）でひと休み。生なので
香りが高く、気分爽やか。仕事帰りはたまにボサノバ・バーに立ち寄って癒し
の音楽に身を委ね、帰宅後は、浮遊菌の低減効果があるマイナスイオンを部屋
に満たすため「アクアリフレ イオンミスト」（松下電工・２万3300円）のス
イッチをＯＮ。お風呂で「とるまりんのアヒルッ子」や「天然とるまりんの湯」
（地球発SOS、1800円＆1200円）を入れて、腰湯を楽しむ。トルマリンにも含
まれるマイナスイオンが生命力を回復、心身共にリフレッシュ。仕上げは、寝
酒ならぬ「ナイトローファットミルク」（宝酒造・200ml100円)。カモミールや
ラベンダーがブレンドされた低カロリーのミルク。これで朝までぐっすり…。
２）『おいしさ高める食の演出＆創作』
昔から「食いもん商売は日銭が入る堅い商売」と言われてきたが、コンビニが
増えた昨今、工夫のない店はただ去るのみ。外食産業もあの手この手で頑張っ
ている。まずは創作料理を競う三重県四日市の「フードスタジアム」。フード
コートのテナント・和洋中３店が月ごとに新メニューを考案。売上を競い、最
下位店は１万円の食事券20名分を負担するという厳しい罰ゲーム。また東京・
青山にできた「屋」は、日替わりで主人も料理も変わる新業態店。腕に覚えの
ある料理の達人が集まる。かつては料理人のありあわせ飯だったまかない料理
も表舞台に。大田区の「まかないや」は、板前の食べるものを食べたいという
ニーズに応えたまかない料理店。デザートも、日本人に根強い人気のプリンが
さらに多様に。コンビニでトロッとしたなめらかクリーミータイプ（100円〜）
が続々出たかと思えば、サンエトワールやミセスマーフィーなどのベーカリー
ではプリンパン（120〜200円）なるものが登場。ロッテリアの「松茸バーガー」
（320円）も贅沢感アリで食欲をそそる。ああ、天高く馬肥ゆる秋ってか？！
３）『キレイになるため、ひとつよろしくて？』
女性が元気な時代だけど、コンプレックスを解消することでさらに輝きが増す
現代。TVや雑誌で紹介されるや大ブレイクの「プチ整形」。メスを使わず痛み
も傷跡も残らないし、費用も手頃で短時間で済むからエステや美容院感覚とか。
ただしれっきとした医療手術なので自分に合う病院選びは慎重に。もっと手軽
でいま旬なのはアンチエイジングケアの「フォトフェイシャル」。肌に有効な
光を当てて素肌を再生に導く最新レーザー治療法。１回15〜20分で約６万円だ
が、５回の施術で確実な効果と術後ダメージがない点が話題。一方、自宅ケア
の注目グッズは「USBマイクロスコープ」（２万4800円）。PCと接続し肌のキ
メや頭皮表面をチェック。他に「PMスポンジ」（顔用1980円、体用2600円）も
秀逸。特殊加工による銅とマグネシウムから出るマイナスイオン効果で除菌＆
保湿バッチリでしっとりスベスベ。筆者のお勧めはポリネシア原産果実「ニノ」。
免疫活性からダイエットまで様々な症状への薬効成分が認められる万能選手。
キレイ＝性格もポジティブ美人になれる女心のニーズは高い。
５）『カフェ人気に“あいのり”ブーム』
右を向いても、左を見てもカフェ、カフェ、カフェ！インテリアも生活スタイ
ルもカフェがお手本とやらで、このブームの影響たるや、ものすごいものがあ
る。これに乗じて焼きたてパンのヴィ・ド・フランスは、原宿店を皮切りにド
リンクメニューを充実させたカフェをスタート、来年末までに30店をカフェ風
にイメチェン。ファストフード店も、ベッカーズ三鷹店、ファーストキッチン
新宿伊勢丹前店、モス・バーガー梶原店などが大人の雰囲気を持つカフェの形
態に改装し、成功している。さらに、和の食材を取り入れたカフェも登場。池
袋のCafe AYAは、24時間低価格でうどんやそばが食べられる、立ち食いそば感
覚カフェ。世田谷のトミ田ヤは、讃岐うどんとメキシコ料理を出すオープンカ
フェで、定番のうどんだけでなく「メキシカンうどん」（1000円）などの創作
うどんが大人気。はたまた広尾のダイニングカフェ「舌呑（ぜっとん）」では、
「ジェノバうどん」（700円）…と、イタリアンとの融合を見せる。カフェ併設
の回転寿司屋も現れたようだが、今後は淘汰されていくに違いない。
| 
