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 3)『オシャレに食せる米(コメ)系フード』

 日本人の主食“お米”が今、食の世界でひっぱりだこになっている。ここ数年  の健康志向の波にのり、ヘルシーかつオシャレに食せるものになったのだ。そ  の筆頭がお茶漬け。東京・銀座「八十八楽(こめらく)」では、しゃけ、高菜  など約30種類もの食材から好きなものを選べ、かけ汁もお茶、かつおだしやと  んこつベースと選べる。しかも1杯300円〜。並んで人気なのがおかゆ。香港の  ようにファストフードスタイルのお店が出来たので、ランチに食べる人が増え  ている。東京・品川「粥餐庁(カユサンチン)では五穀粥と芋粥(共に180円)  にコリアンダーなどの中国野菜のトッピング(50〜150円)ができる。価格もお  手頃、毎日食べても飽きないとOLたちは大絶賛。また、小麦粉の代わりに米粉  を100%使うお米パンも、そのモチモチとした食感とほんのりした甘みで多くの  人を魅了している。食べるとつい“ほっ”としてしまうお米。彼らは姿形を変  えても私たちの心をつかんで離さないのだ。

 4)『食べやすさから火がついた!“串刺し”ブーム』
 99年のだんご3兄弟ブームはまだ記憶に新しいが、それに続く串刺しブームが  やってきた。東京・銀座「プランタン銀座」の洋菓子売り場で今キーワードと  なっているのが“串刺し”。多くの女性誌で2001年話題を勝ちとった定番デザ  ート「シュークリーム」もその例外ではない。パティスリークイーンアリスの  「だんごシュー」(1本100円)は一口サイズのシュークリームを3個串に刺  して、1日100本も売り上げる人気ぶり。他のテナントでも、串刺しデザート  は大盛況で、一口サイズに切ったベーグルをフルーツやチョコレートと絡めた  「ベーグルスピリット」(3本300円)やロールケーキを串に刺した「串ケーキ」  (1本190円)など多数販売中。OLや主婦層を中心に手を汚さず、口紅も落とす  ことなくパクっと食べられるファストフード感覚がウケている理由だ。昨年か  らブームの「ひと口サイズ」「プチサイズ」ともども、「食べやすさ」と「ち  ょっとつづたくさん」楽しめるおしゃれ系フード人気は、さらに過熱しそうだ。

 7)『これからの洗浄は“スチーム”に注目』
 これからの注目は水のチカラ「スチーム」。そんなスチーム機能を搭載した新  商品がいろいろ登場しているのだ。クマザキエイムの「ジョーキゲン」(1万  4800円)は、高温スチームで汚れを落とす。キッチン、トイレ、窓ガラス、畳、  車内、そしてシャツの襟など衣服の汚れ落しにも使える万能タイプだが、スチ  ームでの殺菌効果や洗剤不要な点もポイントが高い。また“蒸らし洗い”がで  きる食器洗い乾燥機は「きらきら生活 KF-S60S」(日立/8万9000円)。約40個の  ノズルでお湯を数分間上下ダブル噴射し、その後槽内を蒸らす工程を約1時間  繰り返す。従来商品では落ちにくかったフライパンなどのこびりついた汚れも  落とせると好評。また最近人気の電動歯ブラシにも、スチームを使用したもの  が登場した。テクノ大槻の「ハニーブレス」(1万9800円)は、ノズルから空気  と霧が噴射され、歯と歯ぐきの境目を掃除する。家族で使用できるよう、ノズ  ルは色違いで4個付き。薬品などではない水が原料だけに、安全性の面での安  心感もあり、「スチーム」効果に注目した商品は今後も登場しそうだ。
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