1)『「昔は良かった」がキーワード?』
70〜90年代テイストが復活している。六本木のヴェルファーレでは、毎週土曜
日18時〜25時までを「JULIANA’S 21」とし、「ジュリアナ」が復活。あのジュ
リアナ扇子を振って踊る人の姿も。東京ビッグサイトにお立ち台が登場するイ
ベント「avex rave 2001」も8月17日に開催予定。音楽でも親しみやすいサウ
ンドの80'sロックが復活。ゴーゴーズなどが新譜を発表し、ニュー・オーダー
はフジロックフェスに出演と元気が良い。また以前にも紹介したが、「コミッ
ク伝説マガジン」(実業之日本社)の「鉄腕アトム」などマンガキャラも復活。
ファッション小物も、80'sアイテムのサンバイザーや、ツッパリグッズ(エナ
メルベルトなど)が若い世代に大人気。ぐっとさかのぼって昭和30年代の街並
みを再現した横浜・ワールドポーターズ「ハイカラ横丁」は、なんか落ち着く
と人気。とにかくあらゆる分野で過去が復活しているが、例えばお立ち台では
登録した人しか踊れないとか、サンバイザーはカチューシャ代りに使うとか、
新しい要素が盛り込まれている点が、いまどきの「復活」ポイント。
2)『東西2大テーマパークに挑む各地の夏企画』
夏休みが始まり、夏企画イベントが全国各地で開催中。その中で注目なのが、
各テーマパークが発表した最新アトラクションだ。しかし今年はアメリカ生ま
れのTDLとUSJの東西対決が注目を浴びているため、かなりの苦戦を強いられる
だろう。よみうりランドは、11/4までの期間限定でゾンビに占拠された刑務所
の中を巡るウォークスルー型ホラーアトラクション「SCARY」を。富士急ハイ
ランドは、最高速度172kmの世界最速ジェットコースター「ドドンパ」で最速
による無重力や垂直下降体験などスリル満点。また、お台場メディアージュに
9/2までの期間限定で、日本初の屋内バンジージャンプが登場。6階から吹き
抜けをジャンプする時、四方の壁にぶつかりそうな不安感も生まれ恐怖も倍増。
一方、夏企画と言えば心霊特集も目立つ。携帯電話のi-モードサイト「ムー」
では8/23まで「心霊サマー2001〜夏に霊は憑きもの!〜」を。ユーザーから募
集した心霊写真や恐怖体験談など公開中。今年はスリルと恐怖がキーワードか
も。そう言えば、日本古来のカードゲーム“花札”に鬼太郎など妖怪キャラが
デザインされた「妖怪花あそび2」(1500円、発売中)とパソコンゲーム(同
名、3980円、8/9発売)も話題の的。今夏限定企画で、果たして勝者は…?
3)『海辺のスポーツ&レジャーに新顔登場』
この夏注目の新顔レジャー、貴方はいくつご存知かな?特に今年は海外で話題
のスポーツが続々と日本上陸し、サーファーは必見。まずは、座ったまま波に
乗れるサーフィンとカヌーの合体型「ウェーブスキー」や、激流をボートで下
る「リバーブギ」。パラグライダーのような凧に掴まりサーフィンする「カイ
トボード」は普通の人でも4、5mもジャンプできるのが魅力。ここまで本格
的でなくても手軽に楽しみたい人には、足ヒレ大の発泡体ボードを片手に装着
する「ハンドサーフィン」。波が来たら胸をそらし体をボードに乗せればボデ
ィボード並のライディングも可能のスグレモノ。また、仲間たちと思いきりバ
トルゲームしたいなら、空気入り足漕ぎ式ボード「バドルフロート」はどう?
両サイドにある水鉄砲は水の供給チューブが常に水中にあるのでマシンガン級
の爽快さ。でも夢中のあまり熱中症にご用心。暑さ対策として水に濡らして首
に巻く「ネッククーラー」は必要かも。一方、ファミリー向けに激安クルージ
ングも登場。東京湾周辺を周遊し本格仏料理とアトラクションが楽しめ、親子
3人で1万1600円など数種のコースあり。夏を味わい楽しもう!
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