１）『ペットにＷ杯、ここまで進んだロボット技術』
　日進月歩のロボット技術。それを象徴するのが6/19〜23「ロボカップ2002 福
　岡・釜山」にあった。2050年、人間のＷ杯に出場し優勝できるロボットを作る
　のが目標。日本の提案で始まったロボットＷ杯も今年で４回目。今回は２足歩
　行ロボットが初参加。23日決勝戦は日本チーム同士のPKで岐阜県のチームが優
　勝。29ヶ国・188チーム、1000人を越す参加者と延べ12万人の観客動員を記録。
　来年はイタリアが開催地になる。現在、身近なロボットはペット型が多い。人
　気AIBO最新版は、パグ犬デザインで無邪気な性格の「ERS-31L」。ワイヤレス
　で会話の幅が広がった「ERS-311B」（アイボリー）と「ERS-312B」（グレー）。
　「ERS-311B/X」は表面がスエードタッチで肌さわりがいい。他に、イーメック
　スが人工筋肉（アクテュエーター）搭載で本物そっくりに泳ぐ魚を開発。玩具
　では、バンダイから昆虫の動きをリアルに再現した「今虫採集」。７月発売の
　トミー「マイクロペット」は人の声に応じて動き、セガトイズ「夢ねこ」は猫
　の声入り電動式ぬいぐるみ。８月発売タカラ「バウリンガル」は首輪が犬の声
　を分析し気持ちを文字送信する。リアルな音声機能が共通のポイントのようだ。